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スローライフ   作者: 篠月のあ
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ああ、今日も仕事が始まる。(休日なんだけど)

 目が覚める。いつもの場所、いつものベッド、いつもの布団に枕。うん、何ともいつもどうりだ。

「······二度寝。するか」

 一瞬、アニメを見ようかと思ったが、まだ寝たいと思ってしまった。さすが春の気候だ。「春眠暁を覚えず」とはまさにこのことだ。

「アニメは録画してあるし、また後で見よう」

 グースカ、グースカ。といびきをたてて寝ていた···と思う。自分が寝ているのを録画してみたことは無い。

「············うーん、もう無理。·········え、残業はちょっと。······そ、そう言うわけでは···ぐぅ」

「············はっ。何だろう。すごい悪夢を見ていた気がする」

 天井、周囲を見渡すが、やはり変わった様子はない。

「やっぱり、無理なのかな。······異世界転生。一回はしてみたいな」

 と、呟いて起き上がる。昨日は早く寝たし、昨日から合計でかれこれ12時間は寝たから (二度寝も含む。)三度寝はつらい。異世界転生は、そんなに本気では無いし、なんかこう、「できたら面白いかもなぁ」と、ふと思ってみただけだ。

「昨日は、疲れたなぁ。何で皆僕にばっか仕事持って来るんだろう。しかも、会社の何に貢献しているのかよくわからない仕事ばっかりだし。ああ、やだやだ、そんなに僕が有能に見えるのか?」

 などと、皮肉を込めつつ、ぐちぐち愚痴を言いながら、部屋の電気をつけ、テレビをつける。

「テレビを見るときは、部屋を明るくして、テレビからなるべく離れないと。よいせっと」

 パイプ式の折り畳みベッドを半分に折り畳み、さっきまで、ベッドの半分があった位置にモコモコのクッションソファを置く。(クッションソファってのは、何となくそう呼でいるだけで、実際の名前はよくわからない。何か、でかクッション的なサムシングだと思ってくれればいい。)

「ああ、休日って最高。昨日はほんときつかったからな、あいつ、僕を何だと思っているんだ」

 と、言いながらも頼られて嬉しかった自分がいるのも否定はできない。そんなことを思っていると誰かから電話が掛かって来た。ピロロロロロロロと、固定電話の音がアニメのopに鬱陶しく介入してくる。

「桜さんからだ、嫌な予感がする。」

 そう思いながら、渋々受話器をとる。あーあ、今日も忙しくなりそうだ。僕、休みなのにな···。

読んでくれてありがとうございました。

篠月のあです。

投稿ペースは週一回を頑張ってキープしようと思います。

作品名は、スローライフファンタジーにしようとしていましたが、色々と問題が、と言うか個人的に某アイドルゲームのキャラ曲と被るのを、つい避けてしまいました。やっぱり、金髪はかわいい。

それでは、世間話もこれくらいにして。拙い文章ですが、今後共々よろしくお願いします。


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