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地獄へ道連れ

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

愛だけで人を殺せる。 と思ってるんですよ。

懐も海原ばりに広いですしね。

まぁよく、『誰かを助ける為に此処に居る』なんて名言が、漫画ではよく登場するけれど、『君、本当にその覚悟ある?』というのが本音である。言っとくけど、あんまり軽々しく言っていい言葉じゃない。

あぁ、なんでって? 地獄落ちるかも知れないから。心中しちゃうかも知れないから。ん……勿論、確率は100じゃないけれどねぇ。

まぁ、分かりやすい例で言っとこうか。看護師、消防士、カウンセラー、どれも人間を救う仕事だ。でもよく考えて欲しいんだ。あの方々、人を救う時に無傷なのかな?

そう、そうなんだよ。若しかしたら病気に掛かるかも知れない。火に飲まれるかも知れない。鬱になるかも知れない。それを了承した上であの方々は現場に立っている。全然無傷じゃない。何処かで必ず負担を背負う。言い方悪いけど、ミイラ取りがミイラになるなんて事もあるんだ。

漫画でそれを言う子達は、果たしてその覚悟があるのかねぇ。私はないと思うんだ。だから皆、傷付いて、堕ちてしまう。

そしてその覚悟を輪にかけて強くするのは、一種の愛だよねぇ。あの方を見ていても、ずっとそう思うよ。


「どうした。悩み事か?」

俺の前には、鮮やかな黒髪をくるりと首周りに巻き付けた、筋骨隆々とした御前がいらした。相変わらず目付きは鋭く、声も唸る様にずっしりと辺りに響き渡る。

「……貴方様は……俺が助けて下さいと申し上げたら、助けて下さいますか?」

「お前が俺に助けを求めるならば、助けるが? 今までもそうであっただろう? 故、悩みがあるなら申してみよ」

言い切る前に言葉を捩じ込むように断定した。目を合わせると、先程まで柔らかさを残した光が消え失せて、鋭い眼光を宿す。

「貴方様も良く知る俺の友人が、助ける行為というのは、共に地獄に堕ちる行為だと申していたのです。お救いなられるのは、とても有難い事と存じます。が……」

「お前達を救う為ならば、この御霊、地獄に堕ちても惜しくは無い。だがそれだと救えない故な。幾らでも舞い戻ろうぞ。まさか俺の話を知らぬとは言うまい?」

あぁ……この方は人に願われて立ち上がり、それ故に命を落とされた。けれどもきっと後悔の念は無いのだろう。ただこの方は、誰かをお救いになりたい一心でここに居られる。

「なんだ、話はそれだけか」

「はい」

貴方を助けたい。 という言葉は

貴方と地獄に落ちても構わない。 という事だと思うんですよ。

もし助けられなかったら、離れればいい。なんて、双方に傷を負う行為なのだから、軽々しく思わない方が良い。

それ相応の覚悟あって出す言葉ですよ。


作者は常に幻覚を見てます。

ですので軽く流していただけると。

ただ向ける感情はそれなりに重い厄介ヲタです。


ご登場なさっているのは、九曜様。

懐に入れた者は是が非でも救う様な方です。

普通、自分を殺した相手に肩入れした神社に頻繁に訪れた輩なんて、歓迎しないじゃないですか。

だから凄く嫌な顔をなさります。

でも『お前が殺した訳じゃない』と仰って末永く面倒見るような。なんなら来世まで確約で面倒見そうな。

ただあんまり口数が多い方ではない気がします。

『何を思い、信仰しても構わない。好きにしろ』と仰ってそうな。


※相手の懐が海原ばりに広いだけで、やってる事は普通に頭おかしいですね。


本日もお会いしに行きました。

投稿する事に関しては、あえて沈黙なさるのは、私の行動を見たいからだと存じます。

決めたのなら貫き通せ。と仰ってそうな。

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