また会ったね、会いたくなかった 前編
お久しぶりです
殺された?」
「全員がそれぞれ別の理由で死んでいる」
「それだけ周辺の人間が死んでいたら、誰か異変に気づくよね?」
「誰もが死んでいるから異変に気づかない」
「大胆で頭のわるいやり方だけど徹底してるね」
一連の出来事を外部に漏れぬよう徹底的に始末した。事件に関わっていない奴が殺されたということは間違いなく危ないのは
「君は殺させないよ」
突然登場した第3者。声の方向に目を向ければ、窓の外側から身を乗り出したピンク色の生き物否遊くんにホームランの如く天まで飛ばされたはずの借金取りだった。薬は抜けているのかあのときよりも落ち着いた声をしている。まきちゃんは自分の前に立ち、背中の獲物をに手をかける。始末屋に代々受け継がれる×××を。
「大丈夫 大丈夫 僕はもう正気だから。あのときは薬のせいでおかしくなって、いいように使われていたけど、君が正気に戻してくれたから んギャッッ!!!!」
ここは音楽室 多くの楽器が保管されておりら使い方を間違えればりっぱなぶきになりうる。その辺に置いてあったギロを元薬中の顔にヒットさせた。尻尾を踏まれたネコのような声をあげ、一瞬で姿を消した。
「ふむ ナイスヒット。やるじゃねえか。一般人にしとくには惜しいな」
顎に手をやり、そう評価をくれた相手に
「一般人のほうが身の丈にあってるよ。たいして動けないし?」
と控えめな姿勢をとった。
「?ってなんだよ。いっぺん本気で殺ってみるか」
ニヤニヤとコチラをみるので
「喰い千切られるのがオチだよ」
と言うと
「そんな乱暴な手は使わねえよ」
呆れて首を振った。
「君じゃないよ、"ぼく"が使う手だよ」
また、よろしくお願いします。