それでも窓の外では
大切な人に裏切られた
信じていたのに 慕っていたのに
それはいとも簡単に
その人にとって、わたしは一体何だったのかな
笑っていた 嗤っていた ワラッテイタ
もう、誰も信用できない
ねえ、どうして人は簡単に裏切るの
信用ってなに? 絆ってなに?
言葉は、人を騙すためにあるの?
もうなにも見たくない
もうなにも聞きたくない
部屋に籠もって雨戸を閉めて
窓を閉めて カーテンを閉めて
光を一切締め出して
暗闇の中で一人、蹲る
人との関わりを一切絶って
このままずっと こうしていられたら
永遠に続く暗闇に
一人静かに息をする
いつまで生きていればいいんだろう?
いつまで生きなければいけないんだろう?
人生って生き地獄だ
理不尽ばかりの連続で
嘘を綺麗事で包み隠されて
騙され堕とされ利用され
もう 疲れた
ねえ、どうして人は群れるの?
一人でいるのはそんなに悪いことなの?
友達って いなきゃいけないの?
静かに生きていたい
そう願っただけなのに
まるでそれが悪かのように断罪され
まるでそれが罪かのように糾弾され
ああ 生き辛い
雨戸を閉めて
窓を閉めてカーテンも閉めて
一切の光を拒絶して
このまま夜が明けなければいいのに
それでも
窓の外では 日が昇る