9話 別れ
彼女は寝たままにして私は分身を起こした。
「何があった?」
「それが...」
「それがどうした?」
「よくわからないんです。」
「独立思考よ、分身のコアのコピーに関する資料の記憶は残っているか?」
「それに近い資料に関しての記憶はあります。」
「コアのコピーをお願いする。」
私の手のひらに、コアが生成された。それを私は砕き何があったのか確認をした。彼女の情報は意外と残っていて私も少しばかり苦労した。
そして、アズが出てきた。アズが出てきてからすぐに意識は途切れているが身体の状態に関してしっかりとコアに刻まれていた。
アズが使ったのは、魔術だ。それも、幻想魔術。これは、相手に自分自身が想像した効果を付与させることができる魔術。この魔術は、魔力消費が激しい。うまく使えば相手をコントロールすることができるけどそこまでの魔力を持っているものはそう相違ない。
そして、今回の創造は厄介だ。自分自身が、呪いで眠らされたと思っている。解くのは、中級以上の魔術者でなければ解くことはできないだろう。
少女に対して私はその魔術からの解放をするために始めた。その時、分身の記憶が脳内に刻まれた。
「彼女は何なんだろうか?」
私の分身を傷つけて楽しんでいる。
このままだと、私が殺される。私は、彼女に対して記憶操作をすることを決めた。私とかかわったことまで消すわけにはいかないのであの時眠らされたときに分身は殺されたことにした。そして、私の姿が一瞬見えた時に意識を飛ばしたことにした。
そして、分身体からコアを抜き取った。その瞬間分身の体は輝いて消えていった。
そして隣の部屋に用意していた私の分身の中にコアを埋め込んだ。そして、動き出した。私はそれに私の財産の金貨を6割譲ることを決めた。
これだけあれば一生遊んで暮らしてもなお余るぐらいだ。
私は、魔術で自分自身の存在を消した。
身は新しい肉体と同化することができたみたいだ。魔力も独自のものを作ることができるようになり私との干渉ができなくなった。そして、魔術は私同等レベルの魔力は使える。だから、基本的に負けることなんてない。
しかし、反射などそれ以外の固有魔術は使うことができない。だから、もし分身と戦うことがあれば私が勝利することに変わりはない。所詮は分身なんだから。
私の分身はいかにも私を演じていた。
いろいろと理由をつけてどこか旅に出かけよう。二人で。
そんなことを言い。どこかに向かって言った。私は、絶対に気づかれてはいけないので私は息を殺し続けた。
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