6話 資料
私は、いつもより難易度は低めの依頼を受けた。このレベルの依頼は中途半端だから犠牲者が多く出ている。私が、そのような犠牲者を出さないようにできる限りのコントロールをするべきだと思う。
私にとってどのレベルの敵も何の問題もない。それに、私はそのレベル程度では死ぬことなんてないからだ。
もし死ぬことがあるのであれば、私の分身だろう。いや、分身でもそのようなことはないだろう。
その依頼を反射を用いてすぐに終わらせた。魔術を使っても即死させることは余裕だったかもしれなかったけど魔力を使いたくなかったから。ただそれだけだ。
私は、近くに座って分身を監視した。もしも敵が来るようなことがあれば独立思考の方でどうにかしてくれるだろう。
分身はしっかりとしていた。彼女と楽しく過ごしていた。分身は、私だけど私じゃない。独立思考ができる限り再現した私だ。だから、周りから私はどのように見えているのかが分かるような気がする。
何事も無駄なく動いている。できることなら彼女のそばにいてあげることができれば彼女は幸せだろう。それに、私は生き物から生命力を奪い続ければいくらでも生きることができる。
彼女の最後まで見届けることができるだろう。
彼女らが望むことならば何でもできる。分身を彼女にあげたら彼女は喜ぶだろうか?私からの魔力提供を切り分身が独立した行動をできるようにすればいい。
魔力ではなく普通の肉体を分身が手に入れられればいいのだから。
私は、それに関する情報集めを始めることにした。
そして、報酬をもらった。銀貨を5枚。
十分使えるぐらいの金貨だけど無駄遣いをしたらすぐになくなるものだ。しかし、私にはこれまでの貯金がある。
そして、一日が終わり家に戻った。
「しばらく私は出かけることにした。分身に魔力を余分に渡しておくからもし私に何かあっても大丈夫だと思う。」
「それじゃあ...」
「ごめん。」
「これからどうするの?」
「それは少し言えない。」
私は、魔術を使い飛んだ。
分身の魔力を制限するためにできる限りセーブを行った。私から魔力を少しづつ流しそして分身からは非常事態以外私に伝えないようにする。伝えるのには魔力が必要だから...
生命力を削れば魔力を作ることはできるかもしれない。だけど、それをすれば普通の人は大変なことになる。
そして、向かった。
資料がある場所に。それは、国王がいる場所。私がお願いをすれば必ず借りることができるだろう。
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