4話 絶望
アズが...私の彼を奪っていた。
一瞬で感情をコントロールできなくなった。魔力が爆発する。
それで、アズをつかんでいた。
「ちょっと来てくれる?」
そう言いながら彼女を引っ張っていた。
彼女に対して審問したけど彼女は開き直っていた。彼女を殺すしかない。
彼女を投げた。私から少し離れたところに。魔術で武器を作り上げた。仮想的な武器なので本物と比べて威力は低い。彼女に少しでも精神的な苦痛を与えたい。それだけのことだった。
彼女を少し痛めつけていたら彼がやってきた。
彼は私を見るや否や絶望する表情をした。
「なんで、絶望するの?私は、こんなにも君を愛しているのに。」
彼は、彼女をかばった。
「なんで、こんなのを守るの?騙されいるんじゃない?それじゃあ、目を覚まさせないとね」
私は、魔術を唱え始めた。
その時、魔術が消えた。
「なんで...」
精霊「彼の固有魔術が分かった。それは、略奪。持っているものを奪う能力。固有魔術を奪う能力だから少しばかり気を付けないと...」
私は、そのあとも追いかけた。固有魔術を奪われ私は、倒れてしまった。そして、目覚めた時には、もう彼はどこにもいなかった。
魔術で彼を探ろうとしたけど何もできなかった。
固有魔術を奪われたはずだけど、何も奪われていなかった。精霊魔術でこれまでに持っていた固有魔術を復元したみたい。
何もかも失ったつもりだ。私の大切な彼を奪われただけで私の生きる価値なんて何もない。
私は、彼を探すことにした。なので私の街に戻ることにした。魔力が少ないけど今回も飛翔魔術を使った。魔力をほぼ使わないけど飛翔魔術を使い戻るときにでも固有魔術がどうなのか試そうとした。固有魔術はどれも使えた。
そうしているうちに街にやってきた。
町はすでに焼け野原だった。国王の兵がそこにいた。
「何をやっている?」
私は、地面に降り立ちそう聞いた。
「もしかして村の生き残りか?構わず殺せ」
複数の兵が向かってきた。
「私は何をやってきているのか聞いている。」そう言い、向かってきたものすべてを殺した。私が考えた魔術で即死をさせる魔術。しかし、弱い相手にしか効かないもう少しましなのが作りたかったけどこの程度であれば難なく即死させることができる。
奥から魔術師が出てきた。ここに張っていた結界を突破した張本人だろう。強そうに感じる。相手も固有魔術を持っていることから。敵の攻撃をすべて受けた。反射を用いれば多分簡単殺すことができたと思う。だけど、この魔術師を殺すわけにはいかないのだから
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