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1話 魔王

アズがやってきた。アズは、こちらの風景を眺めながらゆっくりと馬車に揺られてきたみたいだ。

馬車に揺られるのは、彼女は初めてだったらしくまた乗りたい。そう言っていた。


彼女はまだ純粋だ。私は、これまでの記憶を持っている。この記憶は、心の奥底まで深く刻まれていて今更消すことなんてできない。そして、自分感情を示すことができない。示すことができるのであればすでにこの気持ちを彼に伝えれているのだから。

アズは、話の本質を隠すような話し方をしていた。何かを隠している。そう感じたのは初めてかもしれない。彼女は、隠すことがあまり好きではなくこれまでこのようなことをしたことがないのだから。


アズには部屋を与えた。客人の部屋を貸して使用人を置いた。


そして、私は少しずつあの時の彼自身を取り戻すのを待っていた。しかし、強さだけは戻らなかった。性格は戻っていたけど強さがなければ彼とは呼べない。だけど、彼を私が養っているのもいいものだった。私がいなくちゃいけないということを彼自身に押し付けているけどそれこそが私がここに存在している理由。

そして、彼の固有魔術は二つあった。一つは、認識阻害。もう一つはよくわからない。認識阻害という固有魔術は自身の存在を隠すことに特化した固有魔術そして、解析しようとする者に対して妨害をする。私の固有魔術じゃ突破することができない。そして、精霊が持っている固有魔術を持っても不可能だろう。それに彼だから、見なくてもなんとなくいいものだろうと感じる。


そして、国王から呼び出された。私は面倒なことは嫌だったけど、この屋敷をくれたのだから聞くべきだろう。魔王を倒してくれと。

魔王とは誰なのかについて聞いたけど国王は答えなかった。精霊曰く何かを知っているといっていた。


もう、魔王が住んでいる場所は分かっている。結界が張ってあってもそれを破壊して一瞬で上書きの上位結界を張ればもう誰も結界を張ることはできなくなる。

いろいろと考えた。そして、向かうことにした。そして、向かう当日彼からお見送りがあった。


初めてのことだったからうれしかった。できる限り早く戻ってくることを計画した。転移魔術を使うのではなく精霊魔術を使い空を飛んで移動した。結界の外から向かうのが一番簡単だから。それにこの体はあの時の体とは違い体力なんてない。魔力を変換して体力にすることもできるけどもうそこまで魔力が余っていない。体に気遣いながら行動した。

読んでいただきありがとうございました。

これからもよろしくお願いします。

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