2話 彼の価値
マギアです。
彼と出会い数日が経過した。
何事もなくことは進んでいる。そして国の方に報告したら、お前は必要ない。そう言われ追い払われた。
「何を信じればいいのだろうか?」そう、一人の時に呟くぐらい精神的に疲れている。
そして、生活のために依頼をこなすが私にはなんの能力もない。だから、そこまで稼ぐことはできなかった。
ギルドでウロウロとしていると、このようなものが目に入った。「あなたの能力を測定します」
それに対して興味を持ち測定してもらうことにした。本日の給料を少しばかり使うけど、これから効率的に働くためには必要。そう思って測ってもらった。
結果は、酷いものだった。一言で言うなら、なんの才能も持っていない。だから、他の仕事を進めるようなことまで言われた。
彼も測定させた。彼に関してはなんの期待もしていなかった。こんな無口で、才能を感じないものには..そう思っていたけど、評価は違った。
「ものすごい才能の持ち主。全てにおいて計測ができない。何をやってもいいでしょう。」
そんな評価をもらっている彼だけど、なんの才能も感じない。
私は、彼を恨んだ。彼を恨んだところで何も変わらないのは分かっていたけど、こんなに才能があるのに...
そして、家に戻る。彼は、順従なことが分かっていた。
それを利用すると言う卑怯なことを思いついた。彼に働かせればいい。
才能は素晴らしい。そう言われていた。それを使えば私はそこまで働かなくてもお金を稼ぐことができる。そう考えた私は、彼に技術を身につけてもらうために学校に向かわした。
「ねえ、君は才能あると言っていたからそれに関して技術を磨いたらどう?」
「わかった。だけど、どうすればいいんですか?」
彼に説明をした。私の考えていることは何も説明をせず。彼に強くなってほしい。そんな感じに伝えた。
彼は納得して、勉学とともに頑張り始めた。
一つびっくりしたのが、彼は寝なくても大丈夫みたいな体質だった。
私も流石に心配したが、彼は何事もなかったかのようにピンピンとしていて私の心配が少しばかりもったいない気がした。
読んでいただきありがとうございます。
あまりにも内容を絞り過ぎてしまい、無意味な感じになってしまい申し訳ありません。もう少し、考えたいと思います。
これからもよろしくお願いします。