ベルゼブブ
「物語本編では説明しずらいからここで私、このルシフェルがあなた達にこの世界の主な登場人物達を紹介してあげるわ!!」
「謎のメイドこと、リリスもお供させていただきます」
「謎のメイドって…本編でそんなこと言ったことないでしょう?」
「細かいことを気にしては負けですよ、そんなことよりそろそろ解説を始めませんか?」
「それもそうね、まずは一人目ベルゼブブからね。
こいつの容姿は、髪型は金髪のオールバック、体格は割とやせ形で長身、服装は何故か執事服。」
「ちなみに、モデルは東京のイケてそうな若者です。」
「実際こんな奴はいないだろってくらいのイケメンよ、私の好みのタイプの奴じゃないけどね。
それで、こいつに貸した能力は想像したことが現実になる能力ね。ただ、元が強力な分弱体化も激しかったわ、今は何かに”絵”として描かないと能力が発動しないの、かなり不便になっちゃたわね。」
「元々は頭で想像するだけでよかったのですか?」
「そうよ、使い勝手もいいし割とお気に入りの能力だったわ、で、そんな能力を生かすためにこいつは普段から白紙の本を持ち歩いているわ」
「この能力、絵心がない人が使ったらどうなるんでしょうか?」
「書いた人がその絵を自分の想像しているものと認識できていれば能力は発動するはずだから、この能力に絵心は正直関係ないと言ってもいいわ」
「なるほど、ならもしかしたら私にも使えるかもしれませんね」
「あんたに絵心無しなんて設定を付けた覚えは無いのだけれど?」
「ルシフェル様、設定とは常に追加と削除を繰り返すものですよ。」
「はぁ、人間の作る本のキャラクターはそんなものなのかしらねっと、だいぶ話が長くなっちゃったわね。」
「今回はこのくらいにしておきましょうか」
「そうですね、では読者の皆様またお会いしましょう」