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その姉妹品、危険につき──  作者: フユキ
プロローグ・幕間
7/547

7『様々な視点①』

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

『父、仁一郎と祖父、源太視点』

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


ん・・?

先刻まで綺麗だった道場に・・本と脱ぎ散らした上着?

幹太と颯太は・・居ないな。




「御義父サン、幹太と颯太を見ませんでしたか?」


「知らんのう、まだ帰っとらんのじゃないんか?」


「いえ・・道場に本と服があるので一度は帰ってきた筈なんですが・・」


「ホントじゃな。

・・・珍しいの、あの子等がこんな散らかしとるのは」




・・まったく、弛んでいるな。




「帰ってきたら注意しなくては」


「まあまあ、仁一郎君・・ついウッカリじゃろ」


「ウッカリ、ではいけませんよ」




部屋の掃除は心の掃除。




「もう・・母親は居ないのだと、もっと自覚しなくては」


「仁一郎君・・・。

───まあ脱いだ服を見るに、二人一緒に帰って一緒に何処かへ行っとるんじゃろ。

・・ひょっとしたら、昼メシかの?

近所にラーメン屋が出来じゃろ」



◆◆◆◆◆◆

『彩佳視点』

◆◆◆◆◆◆


・・ハァ~、ビックリしたわ。

事故ったとか言うから慌てて帰ったら宅配車って・・いや、宅配でも大変だけどさ。


幹太にも悪い事しちゃったわね。

まあ良いか、最初から重い本は持たせるつもりだったんだし。


・・アイツも告白するんなら、サッサと告白すりゃイイのに。



◆◆◆◆◆

『???視点』

◆◆◆◆◆


   は

         え。


き   た。


  みん


     ら。

 ま

   ざ    る。



・・うれ ひ い  な。

 

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