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65『貴族の中でザーロスの魔力は『中の上』から『上の下』辺り ( 【コカトリス】を一撃で倒して魔力切れ ) です。』


「カンタさんの本気・・初めて会った、あの日遠目に見た以来ッスね・・」


「魔力の流れが見えない魔力弁異常の私でも、肌で分かりますわ・・!」




あくまで颯太のサポートだから、威力より撹乱の為の数を用意して───




「どうしたんスか?」


「・・魔法使いが二人居るっぽい」


「騎士団が雇う魔法使いは高位貴族じゃなく、オレみたいな傭兵の魔法使いッス。

ソウタちゃんなら───」


「いや・・弱い方は、颯太の初撃───

その余波ですら大丈夫だろうけど・・。

・・もう一人の方は『対、村破級』を遥かに上回るな、コリャ」


「まさか・・高位貴族ですの!?」




そういえばリャター夫人が 「 デロスは兄弟で唯一、魔法を使えない 」 とか言ってたな。


魔法を使える兄弟か?




「・・ワタクシは御姉様を信じますわ。

学園長は常々

『身を守る為なら例え貴族相手でも』

と、仰有られていましたもの」


「オレは今、単独行動中でディッポファミリー傭兵団では無いからみんなに迷惑はかけないッス」




・・デロスから感じられる悪意がこの前の比じゃない。

有り得無い程気持ち悪過ぎる。


高位貴族にケンカ売ろうと───

今、こんな奴を女学園に行かせたら何を仕出かすか・・!




「───分かった・・イクぞっ!」




撹乱の為、用意した無数の魔力をたった一つに圧縮。

狙いを一人に絞る!




「ブイツーロケット!!!」



◆◆◆



どんどん儂等の目の前に迫る、出鱈目の塊たる幼女。


───マズいの。


アレは儂等と接触したと同時に最大威力の一撃を喰らわすつもりじゃな。


・・全く、印籠キリフダは小競り合いの後に出すモンじゃろうて。

魔力だけじゃのうて、実践経験も其なりに在るようじゃな。




「下がれェい!

アレは儂が引き受け───」




『──キュゴオォォ・・ッッ──』




───幼女の真後ろ、幼女が来た方角から・・流星!?


・・ザラクス殿!




「剛波振脚っ!!」


「水噴射斬りっ!!」




ぐっ・・なんちゅう威力じゃ!?


突然曲がって背中に当たった流星に気を盗られて余波を吸収出来なんだ!




「「「「ウボァー! 」」」」




死者こそおらんが、儂以外の全員がたったの一撃で戦闘不能じゃ!


・・そして彼の流星・・。

威力こそ大した事無いが、速度が馬鹿気とった!

何より距離じゃ、向こうの山から来おったぞ!?


恐らく、最低でもこの幼女と同格の・・こんな人間がポコポコ居るんか?


───まさか、魔物を使役・・!?


幹太の魔法は『ゲーム・漫画で見たあの兵器を魔法に応用する』とゆう物で、幹太は兵器マニアではありません。


シミュレーションゲームの


『クラスターミサイル』

射程:○○

威力:○○

『ブイツーロケット』

射程:××

威力:××


と、アクションゲーム ( メタル○ラッグ系の、生身・拳銃一丁で敵兵器を破壊できる奴 ) が元です。


言うまでもなく作者がそうで、作中で出る兵器は兵器マニア以外でも何となく『名前は知っている』『こんな動きしそう』と想像出来そうなのを選んでいます。


一応、

『長距離』『速い』『誘導』

でググって出た中で

『あっ、作者でもV2ロケットって聞いたことある』

と思い選んだんですが、兵器マニア? の人達が

『V2は凄かった』

『いや、金がかかるだけで殆ど役に立って無かった』

と言い争っていたので、

『もっと相応しい兵器があるだろうが!』という方は幹太がやったゲームではそうゆう兵器だった、と思って下さい。

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