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その姉妹品、危険につき──  作者: フユキ
番外編・2
540/547

75『舞空術。』

 

全力全開フルオーバー()高速回転刃魔法サーキュラーソウ!」


「くっ・・舐めるぅぅなあああ!」




83年前の最終決戦。

一度は失った俺の身体を山柄さんたち【人土】の皆が、身を呈して補ってくれた。


その時は、『 奴 』 を圧倒したが───


颯太、源太ちゃん、ヨーの三人のチートと・・チートに限りなく近い子供たちの魔力、八人分。

魔女たちの魔力。

チホさんやリリさんたちの魔力。


コレ等の魔力を吸収した『アンチ』は、スライム体をフル活用しても・・なお苦戦する。




「取敢ず・・」


「下らない!」


「ま、そりゃそうよね」




直接的な攻撃魔法や【人茸】能力を持たない彩佳が、護身用の拳銃を躊躇いなく『アンチ』へとブッ放つが・・奴は意にも介さない。


けど……ソレでも一瞬の隙を、『アンチ』に作らせた。

その一瞬の隙を突き、『アンチ』が立つ地面を、一瞬で1kmほど持ち上げる。




高層建築物移動魔法エレベーター!!」


「むっ!?」




アンチ』に魔力を吸われてグッタリしている人たち。


嘗て、源太ちゃんとザラクスさんが命懸けで救った魔法使いの子供たちの子孫が繁栄した村の人々。


俺と『アンチ』が本気で戦ったら彼等を巻き込んでしまうからな。




「ヴォイド!」


「魔力源は地殻だっ!」




高層建築物移動魔法エレベーターの魔力とは関係無い、見当違いの場所へとヴォイドを当てる『アンチ』。


最強の敵───とはいえ、所詮生まれつきでは無い・・全て借り物の(盗んだ)チカラなんだ。 ヴォイドも魔力も、使い慣れちゃあいない。




「ぐっ・・しかし───」




時速3600km以上・・かかるGは、とんでも無いはず。

人間なら、ブラックアウトなんてレベルじゃないだろうが・・。




「効かん!」


「・・元気だなあ」




まあ、予想通りピンピンしていた。

スライムの身体 ( 脳や血管が無い ) だからか、超チートによる慣性制御魔法かは分かんない。


やりたかった事はコイツを遠くに吹き飛ばす事だから、NOダメージは別に良いんだけどな。




「皆には、回復用のキノコを与えとくわ。

肉体的には暫く(・・)持つから」


「・・頼む。

超長距離遠隔操作魔法ブイツーロケット!」




弱った皆は、彩佳に任せる。

俺は・・俺自身に『射出』『高速』『操作』魔法を掛けて、吹き飛ぶ『アンチ』を追いかける。


・・け、けっこー怖いな。

子供たちはこの魔法で、ギュンギュン空を飛びまくって遊んでいるが・・。


昔───颯太と・・飛行機嫌いの源太ちゃんを、空飛ぶジェットコースターに ( 仕方なく ) 乗せた事が有ったけど・・済みませんでした。




「ぐぐっ・・」




借り物のチカラに頼る『アンチ』には、空中で姿勢制御する術は無い。

成す術無く、吹き飛ばされてはいるが───




挽肉制作機魔法ミートミンサー!!」


「ヴォイド & 防壁魔法!」




さっき、チホさんにジュースを作った風魔法ミキサー。

アレを渾身のチカラを込めて作った奴を『アンチ』に喰らわせたが・・大したダメージには至らんね。

 

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[一言] "アンチ"は太陽に廃棄!
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