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その姉妹品、危険につき──  作者: フユキ
色々な思惑・幕間
103/547

103『様々な視点・超特別編。』


───んん?


ど・・何処だココ?

目眩がして───

気がついたら・・景色が変わっていた。


畳・・襖・・お座敷・・日本庭園───ってえ、

この景色は・・日本!?




「幹太姉ちゃん・・ココ・・どこ?」


「さ、さあ・・?

パッと見は日本の宴会場みたいだけど・・」




宴会場を見渡せば、知っている人、知らない人、様々だ。


あ、死んだ筈のデロスまで居る。

リャター夫人に正座させられて怒られ・・あっ、女生徒達に脱がされた。


・・夢だな、コレ。




「え~・・第一回、楽屋裏座談会ぃ・・」


『カウロヤテシュシッラクツッナ!』




幼児二人組がなんぞ、司会進行してる。


一人はたぶん足元ちかくまで伸びた金髪の・・男か女か分かんない幼児で、もう一人は腰ぐらいまでの長さの黒髪幼女。




「まずはラスボス登場まで続いてオメデトウゴザイマス」




なんか司会の幼児が、

「 何やってんだ、俺 」って顔で、祝辞を棒読みで俺に述べてくる。


司会の幼児の御膳には光る石、隣の幼女には大人並みの食事が盛られて・・スゲえ、どんどん減っていくぞ。




「はあ、まあ何とか・・」


「本来最初のプロットではデロス編で最終回でしたからね?」


「あ~・・『序・破・急』の三話で投稿しようとしてた頭おかしい時のね・・」


「その話ではどんな感じでしたの?」




お茶をついでくれるザレ。

浴衣の隙間からちょっと見えてる。

「てか、見せてんでしょうが!!?」と、彩佳に首を絞められている。


あ~・・この二人、もし出会ったらこんなん為るんかー・・まあ現実ほんぺんで、出会う事なんかないけど。




「んー、ザレが居なかったなあ」


「ほわっつ!?」


「何処の言葉ッスか?」


「あとジキアがデロスのせいで死ぬ」


「デスですか!?」


「『ッス』を忘れてますわよ!?」




本編 ( 修正前 ) の17話ぐらいまでが『序』で、ココまではほぼ本編と同じ内容・・らしい。


ディッポ団長と共に傭兵ギルドへ行って・・ソレから本編では───


ギルド登録時の下種傭兵とイザコザ

【コカトリス】云々

女学園でのピクニック護衛


───までが付け足し。

第一プロットだと、

『約二ヵ月、男傭兵に頼み辛い女性客の仕事のみを受けるニッチ商売を始める』

という出来事を三行で説明。


リャター夫人の名前はソコでチラっと出ただけだった。




「ディッポファミリー傭兵団と初めて別れる時・・幹太さん、泣いてましたけど数日後には会えてますよね?」


「あ、アレは本来二ヵ月会えないと思ったから・・!?」


「そ、ソレよりボクだ!

第一プロットにはボクの名前があったのだろう!?

ボクも重要人物なのだろう!?」




何とか浴衣を取り戻し、腰に巻いてデロスが話に割込んできた。

あの巻き方だ↓ァ~と↓ォ~下↓ァから↓ァ───




「か~ん~た~・・!?」


「違いますよ?」




デロスの話ですよね?




「本編だと・・リャター夫人と女学園の敵だったデロスだけど、プロットでは俺達にフラれた馬鹿坊っちゃんって感じだよなあ」


「【ファフニール】とか関係無くて、お金で雇った盗賊団がラスボスだったんだよね」


「こ・・このボクが唯の馬鹿坊っちゃんだと・・!?」


「あらあら~?

今でもそうでしょォ・・?」




目が座ったリャター夫人に元の席に引きずられ・・あ、見───


まあリャター夫人達はデロスに対しヘイトを貯めたけど、俺達はあくまで『恩人の敵』ってだけで・・ちょいヘイト不足だった気がする。




「元のタイトルもその辺だとか?」


「あ~、その盗賊団ってのが人身売買組織でもあって・・俺と颯太を『姉妹の商品』として扱うトコ辺りから・・だな」




んで、『序・破・急』が終わった後にチラっと源太ちゃんと父さんの話が出るぐらいか。




「才能の無い作者が

『一日一話投稿』なんてヤるもんだから、イキナリ出来る設定も多いらしいてすね」


「ビタは、もろ突然出来た・・キャラらしいしな」


「んぐっ!? 私ですか!?」


「源太ちゃんが主役の話も、転移前に出てきた騒いでいた婆さんって『誰だよ、そのアイテム何さ』って書いてたそうだし」




基本こんな素人丸出しの話か。

・・ああー、そろそろだいぶ疲れて眠く・・なって・・・。


前々からやってみたかった『楽屋裏話』ですが、とてつもなく難しいです・・。

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