入学式
4月11日 火
今日は明聖学園の入学式
明聖学園は校則が厳しいので有名な私立学園
かといって決して頭の良い学校ではない
むしろ偏差値でいえば低いところだろう
中学の時に勉強をサボってきた子達が
更生する場といってもいいだろう
そんな高校に入学したうちの一人が
秋栗夏帆である
〜秋栗夏帆〜
あきぐりなつほ
H3.03.21 A type
162cm
ストレートヘアーでスタイル抜群
元気で明るく誰にでも好かれて
絵に書いたような女のこ
夏帆はこの高校に何も期待していなかった
1年続けば良い方・・・
高校進学を希望しなかった夏帆に対し
親は猛反対
結局高校に進学することになったのだ
"いつまで親の言うこと聞かなきゃいけないのか"
"いつまで私は親の管理のもとに生きるのか"
夏帆はこれまでの自分の生活に疑問がたくさんあった
友達だってたくさんいるし
男の子にもモテる夏帆
周りから見たら何にでも恵まれてる女の子
でも本当は親友と呼べる友達もいないし
男の子と付き合ったこともない
ましてや手もつないだことなんてあるはずなかった
"学校なんてどーでもいい"
"学校なんて大嫌い"
このときはそう思っていた
そう、このときだけは・・・
そして夏帆の人生は変わり始める