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エボリューションタイム

「なるほど、あれですか。いかにもって感じですね・・・」

 同時刻。イリスピーダーで採石場に辿り着いたミナミが、そびえたつ巨大な城を見て呟いた。その後ろから、同じくイリスピーダーに乗ってきたカグラとレイ、キリアとミュウ、そしてソフィアとシルフィが立て続けに到着する。

「ミュウ、座標はここで間違いない?」

「はい・・・となると、誠人君達は、あの城に・・・」

 ミュウがレイに言葉を返そうとした、その時だった。城の窓が自動で開き、そこからドローン状態のエボルドロイドが大量に現れ、ミナミ達に光線の雨を浴びせかけた。

「くっ・・・お出迎え・・・ですか!?」

「どうやらそうみたいね。皆、ここは突破するわよ!」

 レイの言葉に従い、刑事たちはイリスピーダーを走らせて一気に敵の城に迫った。後部座席に座る刑事達がGPブレスから光弾を連射し、ドロイドを破壊しながら運転する仲間をアシストする。

「数が多いわね・・・なら!」

 ソフィアは右手を宙に掲げると、ドロイド達の近くに黄色い光の球を次々と浮かび上がらせた。そして後ろに振り返ると、ミュウのバイクの後部座席に座るキリアに叫びかける。

「キリア!」

「うん!」

 ソフィアの意図を悟ったキリアが、得意の高速移動能力を活かして敵の銃撃よりも早く移動し、両手の武器でドロイドの一機を破壊した。さらに彼女はソフィアが作った光球をトランポリンのように踏んで大きくジャンプし、それを繰り返して空中のドロイドを次々と破壊していった。

「これで・・・ラスト!」

 最後の一機を撃墜すると、キリアは再びミュウの操縦するバイクの後部座席に飛び乗った。空中の敵を殲滅したことで、残すは城の入り口を守る人型のドロイドのみとなった。

「ほらあ!邪魔です・・・よおっ!」

 立ちはだかるエボルドロイド達を、ミナミ達は次々とバイクの突進ではね飛ばしていく。そして一同は見事に、敵城への進入を果たした。

「よし、まずは第一関門突破だ」

「ですが、まだまだ油断はできません。この先も、きっと何かあるはず・・・!」

 カグラにそう応えると、シルフィはGPブレスを構えながら慎重に進み始めた。その後に続く一同はやがて塔へと続く道に辿り着いたが、上に向かう階段の前には無数のエボルドロイドが立ちはだかっていた。

「うわあ・・・すごい数・・・」

「これは・・・このまま突破ってわけにはいかなそうだ・・・」

 敵の数を見て、キリアとカグラが苦笑いしながら声を上げる。その一方で、レイはいつになく冷静な表情でミナミに告げた。

「ミナミ、あなたは行って。ここは・・・私達で何とかする」

「・・・!レイ・・・」

 思わぬレイの言葉に、ミナミは思わず声を上げた。だがその時にはもう、カグラを始めとする刑事達がレイの隣に並び立ち、強い決意を秘めた顔で目の前の敵の大群を睨んでいた。

「レイの言う通りだ。ここはあたしらに任せな」

「キリア達はここで遊んでから、すぐに追いつくからね」

「行ってください、ミナミ先輩」

「頼んだわよ。あの坊やを助けられるのは、きっとあなただけなんだから」

「・・・!皆・・・!」

 仲間達の言葉に、ミナミの胸は熱くなった。最後にシルフィが、GPドライバーV2を手にしながら声をかける。

「ミナミ様、ご武運を。私達も、ここで果てるつもりはございませんので・・・!」

 シルフィはドライバーを腰に装着し、待機モードにした。そしてホルダーからハリケーンのカードを引き抜き、カードスロットに挿し込んでスキャンさせる。

「アーマー・オン!」

『Read Complete.疾風!烈風!暴風!アーマーインハリケーン!ハリケーン!』

 デュアルとなったシルフィはプラモデライザーを握り締め、レイ達と共に猛然と敵の海の中に突っ込んでいった。たちまちのうちに激しい戦いが開始され、刑事達はそれぞれの能力や技を最大限に発揮して、立ちはだかるドロイド達を次々と倒していく。

 その刑事達の反攻に、ドロイド達は当初築いていた陣形を崩し、手近な敵を倒すために兵力を集中させていった。その結果、か細くではあるが、先に進むための道が開けた。

「ミナミ・・・行け!」

「分かりました。皆・・・死なないで!」

 カグラの言葉に叫び返しながら、ミナミは開かれた道を走って立ちはだかる敵を蹴散らし、先へ先へと進んでいった。グリーンビートルが示す座標をGPブレスで確認しながら、彼女はさらに上を目指していく。

(もうすぐ・・・もうすぐですよ、誠人さん!)

 塔の階段を駆け上がりながら、ミナミは心の中で叫んだ。そして最上階に辿り着いたその時、突然何者かが勢いよく殴りかかってきた。

「・・・!あんたは・・・!」

 その攻撃を辛うじてかわしたミナミは、目の前に立つ人物を見て思わず声を上げた。そこに立っていたのは、昨日戦って痛い目に遭わされたカガリであった。

「やはり来たか。だが・・・行かせはしない」

 能面のような表情で言うと、カガリはGPドライバーV2を腰に装着した。そしてホルダーからレイアーのカードを引き抜き、ドライバーにセットする。

「アーマー・オン」

『Read Complete.大震!烈震!激震!アーマーインレイアー!レイアー!』

 レイアーへの変身を完了させると、カガリは目にもとまらぬ速さでミナミに迫り、強烈なパンチをお見舞いした。ガードしきれず吹き飛ぶミナミだったが、レイアーは強化された脚力で一気にミナミが吹っ飛ぶ先まで走り、飛ばされてきたその体を思い切り蹴飛ばした。

「うあっ!」

 その連撃に、ミナミの体は勢いよく地面に叩きつけられた。痛みに悶える彼女の姿を、カガリはレイアーの仮面の下で冷徹に見据える。

「弱いな・・・その程度で、先に進むつもりか!?」

 そう言い放つと、レイアーはなんとか立ち上がったミナミの目の前に一瞬で移動し、その胸ぐらを掴んで持ち上げた。

「貴様がいくら足掻こうが、私一人にすら勝てはしない!・・・10年前に全てを喪った私を、イヴ姐様だけが助けてくれた。私はあの方のためになら、この命を投げ出す覚悟ができている。死を覚悟している私に、お前などが勝てると思うか!?」

 そう叫ぶように言うと、レイアーはさらに高くミナミの体を持ち上げた。ミナミは必死に左腕を動かしてGPブレスをレイアーの顔に向け、そこから光弾を発射して敵の顔面に直撃させ、その手から逃れた。

「はあ、はあ・・・なるほど。あんたにも退けない理由がる、ってことですか・・・」

 荒い息をつきながら、ミナミは立ち上がってレイアーを強く睨み据えた。

「でも、私にも退けない理由があるんですよ!私・・・決めたんです。初めて好きになった人を、絶対にこの手で守るって!だから・・・・・・私はあんたに勝ちます。勝ってみせます!」

 強い決意を言葉で示すと、ミナミはシルフィから託されたGPドライバーV2を腰に装着した。

「!?あれは・・・!」

 レイアーが驚きの声を上げる中、ミナミは新たなグランドカードをホルダーから引き抜いた。そしてドライバーを待機モードにすると、手にしたカードを勢いよく挿し込んだ。

「アーマー・オン!」

『Read Complete.進撃!斬撃!突撃!アーマーイングランド!グランド!』

 ミナミの体に、普段誠人と合体するとき彼女が姿を変える鎧をより鋭くしたような、黒い鎧が装着されてゆく。鎧が完全に装着されると赤い複眼が一瞬光輝き、ミナミはイリスV2 グランドアーマーへとその姿を変えた。

「プラモデラッシャー!」

 ミナミが仮面の下から叫びかけると、ドライバーから現れた巨大なプラモデルがソードモードのプラモデラッシャーとなり、彼女の手に収まった。一方のレイアーも双剣モードの黒いプラモデラッシャーを召還すし、掛け声高くイリスV2に挑みかかった。

「はあああああああああああっ!」

「いやあああああああああああっ!!」

 レイアーにも劣らぬ気迫で叫びながら、イリスV2はプラモデラッシャーを手にレイアーに立ち向かった。両者の力はほぼ互角で、それぞれが手にする三本の剣が激しくぶつかり合い、乾いた金属音が辺り一帯に響き渡る。

「くっ・・・はっ!」

「はあっ!」

 一旦イリスV2と距離を取ると、レイアーは強靭な脚力を活かした高速移動で再びイリスV2に迫ろうとした。だがイリスV2もレイアーと同等、もしくはそれ以上の速さで一気に接近し、剣の連撃をお見舞いして敵が左手に持っていた剣を弾き飛ばした。

(すごい・・・これが、V2ドライバーの力・・・!)

 パワー、そしてスピード。そのいずれもが、これまでのイリスとは桁違いであった。イリスV2は素早い動きで敵を翻弄しながら剣をすれ違いざまに繰り出し、レイアーの体を剣で切り裂いた。

「うっ!・・・おのれ!」

 逆上したレイアーが、残った剣をイリスV2に投げつける。イリスV2は力いっぱい剣を振るって敵の剣を弾き飛ばすと、一気に距離を詰めてレイアーに接近し、繰り出されたパンチをかわして無防備の敵のドライバーに剣を突き刺した。

「あっ・・・うああああああああっ!」

 レイアーは必死に手を動かし、ドライバーに刺さる剣を引き抜こうとする。それを見たイリスV2はさらに剣を突き出し、ドライバーを刺し貫いた。

「なぜだ・・・死の覚悟を決めた私が、お前のような小娘に・・・!」

「確かに、死の覚悟は人を強くしますよ。でもね・・・こっちは死ぬより何倍も難しい、生きるって覚悟を決めてるんですよ!」

 イリスV2は剣を引き抜くと、大きく飛びずさって相手と距離を取った。そしてホルダーから取り出したフィニッシュカードを、ドライバーに挿し込んでスキャンさせる。

『Read Complete.Be prepared for maximum impact.』

「私は死にません。生きて、誠人さんを守り続けるんです。たとえその先に待っているのが、地獄のような戦いの日々でも!」

『グランドフィニッシュ!』

 イリスV2はドライバーを展開させ、必殺技を発動した。彼女は両足に大地の力を吸収して大きく飛び上がると、右足にその力を集中させて勢いよく飛び蹴りを放った。

「だあああああああああああああっ!!」

 その一撃はレイアーの胸に直撃し、その体を大きく吹き飛ばした。レイアーの体は地面に叩きつけられ、その身を駆け巡る余剰エネルギーが大爆発を引き起こし、彼女が守っていた扉を粉々に粉砕した。

「・・・!誠人さん!」

「その声・・・ミナミ!」

 扉をくぐったイリスV2が目にしたのは、十字架に磔にされた誠人と、その近くに立つイヴとリンの姿だった。

「ほう・・・やるじゃないか。カガリを倒すなんて」

 地面に倒れこむレイアーを見ながら、イヴがイリスV2に声をかけた。

「天地人の一角は崩れました。これで、エボリューションタイムはご破算ですね!」

 イヴに剣を突き付けながら、イリスV2が勝ち誇ったように声を上げる。だがその言葉を聞いて、イヴは心からおかしそうに高笑いを上げた。

「な・・・何笑ってるんですか?」

「あーっはっは、いやーおっかしい!だってあんた、根本を間違えてんだもん」

 余裕綽々といった表情で笑いながら、イヴは倒れこむレイアーのもとへ歩み寄った。

「確かにエボリューションタイムには、天地人の三つの力が必要になる。だけど、必要なのは『その力を持つエボルバー』じゃない。必要なのは・・・あくまで『三つの力』だけさ!」

「ッ!まさか・・・!」

 小さく叫んだ誠人の目の前で、イヴは倒れこむレイアーに右手をかざした。

「カガリ、あんたの力、もらうよ」

「光栄です、イヴ姐様・・・・・・必ずや、我らの・・・あなたの悲願を・・・!」

 イヴは小さくうなずくと、かざした右手でレイアーのエネルギーを吸収し始めた。レイアーの体は徐々に粒子となって崩れていき、やがてイヴが全ての力を吸収すると同時にレイアーは跡形もなく消滅した。

「カ・・・カガリさん・・・!」

 仲間の消滅を目の当たりにし、リンが怯えたような声を上げた。一方のイヴは恍惚とした表情で、レイアーの力を吸い取った右手を見つめた。

「これで・・・あたしの体には二つの力が宿った。後は・・・V2ドライバーでその力を活性化すれば・・・!」

 その時、塔にかすかな光が射しこんできた。イヴが目を向けると、東の空にオレンジ色の太陽が昇りかけていた。

「夜明けだ・・・さあ、始めるよリン。あたし達の悲願・・・エボリューションタイムを!」

 酔いしれたようなイヴの言葉に、リンは怯えながらも強くうなずいた。二人はGPドライバーV2を腰に装着し、同時にカードを挿し込む。

「「アーマー・オン・・・!」」

『Read Complete.アーマーインウラノス!ウラノス!』

『アーマーインアパテー・・・アパテー・・・!』

 イヴが変身したウラノスは、右腕の色が蒼から黄金色に変わっていた。それは彼女がカガリの『地』の力を吸収し、エボルバーとしてさらなる進化を遂げたことを意味していた。

「させて・・・たまるもんですか!」

 イリスV2は剣を握り締めながら、ウラノスとアパテーのもとに駆け寄った。だがウラノスが左手をかざすと猛烈な突風が彼女を襲い、身動きを止められたところに今度は右手から放たれた衝撃波が直撃し、イリスV2は大きく吹き飛ばされてその変身が解除された。

「ミナミ!・・・!」

 短く叫んだ誠人の腰に、アパテーが手をかざした。すると彼女の手が赤い光に包まれ、誠人の腰につけられたイリスバックルに使用されている、アルコバニウム鉱石の力を書き換え始めた。

「よせ!リン!」

 誠人が必死に叫びかけても、アパテーがその手を止めることはなかった。やがてイリスバックルが赤い光に包まれると、彼女はウラノスに声をかけた。

「イヴさん、終わりました・・・」

「よし・・・じゃあ、始めるよ」

 ウラノスの言葉にうなずくと、アパテーはウラノスと共に誠人を挟む位置に立ち、彼の体に向けて両手をかざした。すると誠人の体から黒い霧のようなものが立ち上り始め、二人の手に吸い込まれてゆく。

「あっ・・・うあああああっ!うわあああああああああああっ!!」

「ッ!誠人さん!」

 ユナイトとしての力を吸われるたびに、誠人の体には激痛が走った。程なく彼の頭上に、天地人の三つの力を凝縮した巨大な光球が現れる。

「さあ、拡散の時だ!目覚めよ・・・まだ見ぬエボルバーの同胞よ!」

 ウラノスが叫んだ瞬間、光球が破裂した。そしてそこを基点に黄色い光が放出されてゆき、それは瞬く間に近隣の町だけでなく、はるか遠くに離れた都市や国、果てには地球の外のあらゆる惑星にまで広がっていった。

「これ、もしかして・・・ああっ!」

「ああ・・・奴ら、始めちまったね・・・!」

 その光は、城の中で戦うレイ達の体も包み込み始めた。真っ先に異変に気付いたミュウが悲鳴と共にその場に頽れ、カグラも膝を折りながら必死に剣にしがみつく。

 世界各地、そして宇宙の全域で、光に包まれた人々の悲鳴がこだました。ミナミはその光が齎す苦痛に抗いながら、必死にウラノスに問いかける。

「あんた・・・どうしてこんなことを・・・?」

「決まってるだろ?全ては復讐だ。あたし達の全てを奪った・・・銀河警察へのね!」

 もはやことは成ったと見たウラノスが、手を下ろしてミナミのもとに歩み寄り、その体を乱暴に蹴飛ばした。

「10年前のあの日まで、あたし達は平和に暮らしてた。なのに・・・エボルバーの力を悪と決めつけた銀河警察が、あたしらを攻撃した!そのせいで、あたしやカガリは家族を、友を、故郷を、全て失った!だから決めたのさ・・・宇宙の全てをエボルバーのものにして、銀河警察に復讐するってね!」

 脳裏にこびりつく忌まわしい記憶を振り払うように、イヴはウラノスの仮面の下で叫んだ。だがミナミには、彼女の言葉が信じられなかった。

「嘘です・・・だって、銀河警察がエボルバーと戦ったのは、反乱が起きたから・・・」

「ふふ・・・おめでたい奴だねえ。嘘の事実を信じ込んで、今まで何も知らず生きてきたんだもの。でも・・・もう終わりだ。この世界は、あたしらエボルバーのものになる!」

 光が齎す効果によって、さらに人々が苦しみだす。エボルドロイド達と戦っていたレイ達ももはや戦える状態ではなく、ソフィアが必死に展開する光の壁に守られてようやく敵の攻撃を防いでいた。

「リン、覗いてみな。もうそろそろ、どこかでエボルバーが覚醒する頃合いだよ」

 ウラノスの声に従い、リンが目を閉じて光が及ぶ範囲の様子を覗き見た。すると彼女の脳裏に、もだえ苦しむ人々、そして痛みに泣き叫ぶ、まだ幼い子供達の様子が映像として流れ込んできた。

「痛い・・・痛いよぉ・・・!」

「苦しい・・・誰か、たす・・・け・・・て・・・!」

「あ・・・ああ・・・!」

 苦しむ子供達の中には、昨日リンが喧嘩を止めた、あの少年達の姿もあった。苦しむ人々の姿を見て、リンの頭に誠人にかけられた言葉が蘇った。


 ――君は、それを望んでるわけじゃないんだろ?――


 ――君がこれ以上、誰も殺したくないのなら、僕達に力を貸して――


 ――君が心から諦めなければ、きっとその罪は償える――


 ――後戻りできないなんて、悲しいこと言うなよ・・・!――


「誠人君・・・・・・こんな私でも、まだ・・・やり直せるかな?」

「え・・・?」

 誠人が小さく声を上げた、その時であった。アパテーが両手に赤い光を纏わせ、それを空に向けて放出した。すると赤い光が人々を苦しめる黄色い光に重なり、その効力を打ち消していく。

「リン・・・?お前、何をするんだ!?」

「イヴさん、ごめんなさい・・・でも、これ以上人が死ぬところを、私・・・見たくない!」

 アパテーはさらに力を込め、赤い光の効果を強めて誠人のユナイトの力を利用し、全宇宙に拡散させた。赤い光は完全に黄色い光を打ち消し、苦しんでいた全ての人々を解放した。

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[一言] カガリ大爆発しても生きてるってエボルバー丈夫すぎる… 銀河警察が先にやらかしてるのか… そりゃ生き残りのイブもぶちぎれるよ、本当か謎だけど
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