5/5
新たな人生?
この屋敷の使用人になるのは決して悪い話ではない。
それなりの賃金は保証されるだろう。
夢か現実かはまだわからないが、せっかく異世界に来たのだ。色んな冒険や体験をしてみたいと思うのは普通のことなのではないだろうか。
「俺で良ければぜひお願いします!!」
ただし、何をするにもお金は必要だ。ある程度貯金してから旅に出る事にした。
「うん!それがいい。この街のことも、色々教えてあげられるしね。好きなだけ居ると良いよ。」
異世界であろう場所来て、運良く早々に衣食住を手に入れた。
「ということだからリーティア、セルフィ、これから彼に屋敷のことを教えてあげてくれ」
「「かしこまりました。エトワール様」」
2人が声を揃えて、そう答えた。