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耐久性では負けません  作者: ドでかあんパン
3/5

突然の出発

捨てられました。


はい、まだ子供です。ようやく安定したひとり歩きを覚えました。今、僕は森の中に居ます。

どうしてこうなったか、説明しましょう。


僕は灰猫族という猫の獣人の集落に、可愛い女の子として生まれました。しかし、そこでいきなり問題が発生しました。僕は毛の色が黒かったんですよ。まあ、毛の色の遺伝子なんて複雑なもの、組み合わせ次第では白も黒もあるでしょう。しかし、僕が生まれた直後に、集落が狼の群れに襲われ、4人が怪我を負いました。まあ、後はお察しの通り、親に匿ってもらっていましたが、見つかって、難癖をつけられ、置き去りにされました。


父さん母さんには悪いことをしたと思っていますが、ある意味いつか抜け出す予定が早まっただけかもしれません。 (いくら何でも早すぎですけど。)


「しゅてぃえーたしゅ」


『完全耐性』(斬撃完全耐性、打撃完全耐性、刺突完全耐性、魔法完全耐性、出血完全耐性、毒完全耐性、麻痺完全耐性、薬物完全耐性、睡眠完全耐性、疲労完全耐性、断食完全耐性、呪い完全耐性、精神干渉無効、熱変動完全耐性、空気成分変動完全耐性、圧力完全耐性、etc.)

『言語理解』

『土魔法』


神様 (?)すら全部書くのが面倒になったみたいですね……。


「しゃて、むぉりをでましゅょうか。」


集落と逆の方向に向かって進んで行く間に、喋る練習が必要そうですね。

ちなみに、彼女が殺されていないのはただ単に出来なかったのです。斬撃等無効ですし。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 防御全振りというところに期待 [気になる点] 歩き始めてまだ言葉遣いが拙いのに2ヶ月立ったらもうあんなに完璧な敬語を使えているのに疑問を覚えた [一言] 絶対攻撃力を高くするなよ?
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