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佐奈と添い寝

今回もお話が短いです。

リアルでのストレスで筆が進まないのです……。

「ふー、さっぱりしたー」


「こっちは布団を敷き終わったぞ」


「うん、ちゃんと一つの布団に二つの枕があるね」


 佐奈と少しスキンシップをした後で、隣のシャワー室でシャワーを浴びた。

 順番は俺、佐奈の順番でだ。

 なお、佐奈がシャワーを浴びている間に俺は布団を敷き終わった。

 ひとつしか敷いてないが、佐奈のリクエストに応えただけだ。


 いわゆる『布団は一つ、枕は二つ』ってやつだ。

 これが何を意味するかは分かるだろう。


 つまり、これから佐奈と添い寝をするという事だ。

 念のために言っておくが、これも佐奈からのお願いなのだ。


「今思ったんだけど、このお部屋って使われてないのに綺麗だよね」


「ああ、それは家族がローテで掃除してるからな。 昨日は母さんで今日はお父さんがしていたな」


「そうなんだ。 道理で綺麗だと思ったよ。 ちなみに明日は?」


「真由がやる予定だ。 俺は明後日にここを掃除する予定さ」


 用意したドライヤーで乾かしつつ、鏡を見ながら髪を解く寝間着姿の佐奈がこの部屋について聞いて来た。

 元々、真由の母親が使われていた部屋なのだが、何らかの理由でいなくなった為に今は使われていない。

 なのに、部屋がきれいに保っているのは、今の家族がローテーションを組んでこの部屋の掃除をしているからだ。

 今日はお父さんがここの掃除をしてくれたので、綺麗に保ってる。

 佐奈も感心するほどに。


「よし、髪も整え終わったし、一緒に寝よっか」


「そうだな。 やっぱり、下酢という奴などが怖いんだな」


「うん。 ああいう輩って、一人でいるところを狙って来るからね。 さっき言ってたトイレの件もボク一人だったし」


「だから、こうして一緒に……か」


「幸いまーくんは、ボクには安心感を抱いてるみたいだしね。 でなければ、いくら好きな人でも一緒に寝ようなんて誘わないよ」


「否定はしないな。 さっきもあんな事やこんな事したし」


「そうだね。 じゃあ、まーくんがボクを抱き枕にしてくれる?」


「望みとあらば」


 髪を梳き終わったようなので、佐奈は俺の隣にいるようにして布団に入る。

 彼女が俺の隣にいると、すごく安心感が出てくる。

 佐奈自身もそれを知ってるからこそ、俺と一緒に寝る事を望んでいたのだ。

 未だに下酢への恐怖感が抜け切れていないのもあるだろうしな……。


 そして、布団に入って寝る際に、佐奈の望みで俺が彼女を抱き枕にする形になる。

 

「寝てる途中で、トイレに行きたくなったら起こすからね」


「ああ、その時は起こしてくれよ」


「うん。 まーくん、お休み」


「お休み、佐奈」


 お互い顔を見ながら同時に目を瞑るようにして眠りについた。

 幸いにも朝まで佐奈がトイレに目覚める事はなかったようだ。


 そして、翌朝。

 起床して朝食を摂る際に、下酢が警察に連れて行かれた事をお父さんから伝えられるのだった。



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