表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
31/32

31. 教会での一幕

お待たせしました!

ようやく体調が戻ってきたので今週から投稿再開します!


久しぶりの執筆で投稿遅れました…すみません。

 町の中心部にある、白の大理石で造られた大きな建物。


 この世界の管理者たる女神『ガリワディード』を崇める『女神教』、その教会である。


 広い敷地の中心に教会があり、その周囲は開けた広場になっている。


 辺りを見渡せば、年齢・性別を問わずたくさんの人がいて、『ヒト族』にはない特徴を持った人もチラホラ確認できる。


 直立した犬耳を持った『獣人』や、手に鱗や水かきのある『海人族』など、パッと見ただけでも様々な種族が確認できるが、中でも一番多いのは、背中から一対の翼を生やし頭の上に光の輪を浮かべた『天人族』だ。


 『天人族』は女神が生み落とした存在とされており、彼ら彼女らの多くは『女神教』の聖職者として働いている。


 そんな設定を反映しているためか、キャラメイク時の種族設定において唯一『天人族』だけは選ぶことができなかった。


 コスプレでしか見ないような種族を目にして、改めてここがゲームの世界なんだと思い知らされる。


 閑話休題。


 そんな和気あいあいとした広場を突っ切って、建物の中へと足を踏み入れる。


 中に入ってまず目につくのは、10メートルはあろうかという巨大な女神像。


 数十メートル離れたここからでは表情までは見えないが、その象徴的な一対の翼だけはよく見えた。


 次いで、アーチ状の天井に描かれた天井画が目に映る。


 鮮やかな色彩で精巧に描かれているそれは、美術に疎い俺でもつい足を止めて見入ってしまうくらい綺麗だった。


 この世界に来た初日にも同じような反応をした覚えがあるが……多分あと何回かは訪れる度に同じような反応をするんだろうな。


 謎の自信が湧いてくるが、そう思ってしまう程この絵には引き込まれるような魅力があった。


 ゲームでは見慣れた光景ではあるものの、肉眼で見ると感じ方は全く変わってくる。


 リアルならではの厳かな雰囲気も相まって、画面越しでは決して味わうことができなかった経験がとても新鮮だった。


 暫く無心で天井を眺め続けていたが、当初の目的を思い出し歩き始める。


 車3台は余裕で通れるだろう幅広の通路を歩きながら、教会の構造について思い返す。


 そもそも、この世界にある教会の大きさは大きく分けて3つある。


 小さい町や村にあるような「小教会」。


 中規模の町にある「中教会」。


 そして、大規模な町や首都にある「大教会」。


 小教会は入ってすぐに礼拝堂のある造りで、結婚式場などに使われるチャペルのようなイメージ。


 中教会は今いるここのような、四方に入口があり数十メートルの通路で繋がった中央に大きな礼拝堂のある造り。


 大教会はこれをさらに大きくしたような造りで、複数の礼拝堂がある。

 また、この世界にはないようだが、ゲームでは大・中の教会の中には『平行門(パラレルゲート)』というマルチプレイをするためのオブジェクトが設置されていた。

 

 と、そんなことを考えているうちに中央へ着いたようだ。


 中心にある女神像の周囲をグルッと囲むように何列もの椅子が置いてあり、ざっと見たところ全体の6割程度の席が埋まっている。


 女神像の正面の方がやや人は多いが、満遍なく人が座っている。


 俺は近くにあった両隣が空席となっている適当な椅子を選び、腰を下ろす。


 改めて、今いる礼拝堂を見渡す。


 ここにある石像は全部で7体。


 1つは、半球状のステンドガラスから差し込んだ陽光に後光のように照らされている女神『ガリワディード』の石像。


 そして、壁に作られた窪みに等間隔で設置されている『準神』と呼ばれる存在───空神『ガレクス』、火神『ガーニン』、水神『ガイサー』、風神『ガウスト』、土神『ガエイア』、光神『ガーティ』───の石像。


 この7柱の神様達によって世界が守られている、というのが女神教の教えだ。


 この中でゲーム内で実際に会う方法が確認されているのは空神『ガレクス』を除いた6柱。


 他の神様たちは時々下界へ降りてくることがあるのだが、どういう訳か空神だけは出会えたという報告が一切ない。


 謎に包まれているため、プレイヤーの中には邪神の正体が空神なのではないかという憶測をしている人も少なくない。


 ただ、俺個人の考えとしてはその可能性は低いのではないかと思っている。


(確かに、仲間だと思っていた人が実は! みたいな展開はよくあるけど、話を聞く限り準神は皆相当な忠誠心を持っているし、ましてや空神は女神の右腕とまで言われている訳で。そもそも、神様ともあろう者が最も身近な存在の手綱を握れないなんてことあるのか? っと、大分話が逸れたけど、せっかくこの世界に生を受けた訳だしそういうゲームでは分からなかったことも色々と知っていきたいよなぁ。)


 俺は意識を現実に戻し、両手を胸の前で組んで目を瞑る。


 正直、「祈る」というのは何をどうすればいいのか分からないが……まぁ何とかなるだろう。


 そんな訳で暫くの間、心を無にして祈り続けたのだが……。




 ゲームであれば祈り始めてすぐに場面が変わって目の前に女神が現れたはずだが、一向にその気配はない。


(うーん、やり方が悪いのか? でも祈るっていったって何を祈ればいいんだ。世界平和? 健康祈願?)


 その後何度かやり方を変えてみたものの、やはり何かが変わることはなかった。


(もしかしたらやり方が間違っているという可能性も否めないけど……これはしくじった可能性が高くなってきたな。)


 例の暗殺未遂後に獲得したであろう『女神に選ばれし者』という称号。


 本来邪神討伐後に貰えるはずの称号を何故この段階で手に入れることができたのかという疑問は残るが、イベントが発生しないのであれば恐らくアレは失敗したのだろう。


(なんか釈然としないけど……今日はこれから別のイベントも控えてるしそろそろ出るか。)


 そう判断し、目を開けて立ち上がろうとしたその時。


 女神像の前、最前列の椅子との間にあるスペースに金色の魔法陣が現れ、周囲がざわつき始める。




 あの魔法陣は───!


 そう思ったのも束の間、次の瞬間何もなかった空間に人影が現れた。


「皆、ごきげんよう。」


 その一言で騒がしかった堂内が一瞬で静かになる。


 それと同時にこの場にいる全員がバッという音と共に頭を下げ、それを見た俺も遅れながら頭を下げる。


「皆の真摯に努める姿は上からでもよく見えている。」


 ふと横を見ると、感極まっているのか目に指を押し当てて嗚咽している男性がいた。


 先程一瞬見えた神様の姿を思い出す。


 身長は170弱で、白髪のショートヘア。


(純白のドレスを着た童顔の少女……間違いない、光神『ガーティ』様だ。)


 光神のありがたいお言葉をBGMにして考え込む。


(何故このタイミングで? 降臨するのは不定期だけどこんな序盤も序盤で現れるなんて聞いたことがない。本当に偶々タイミングが良かったのか……あるいは。)


 頭を下げたまま、上目遣いで光神を盗み見る。


 ───!?


 今、確実に目が合った。


「───皆の健闘を天より祈っている。」


 そう言い残すと、再び現れた魔法陣によって消えていった。


 辺りには緊張の糸が切れ、弛緩した空気が漂う。


 しかしその中でただ一人、俺だけは全く違う感情を抱いていた。


(今のはもしかして俺に喝を入れに来た……のか?)


 そんな考えが頭に過るも、考えすぎだなと思い直し席を立つ。


 思いもよらないイベントに遭遇したが、気を取り直して次のイベントへ向かうとしよう。


突然なんですが、最近生成AIの進歩がすごいですよね。

創作の世界でもかなり使われ始めていて、少し前には何かしらの章を受章した作品がAIの作った小説で書籍化が取りやめになった、なんていう話も耳にしました。

AIという技術の進歩は当然いいことだと思うんですが、それが急速に広がったことでいろいろ追い付いていなかったり世間の目が厳しいところもありますよね。

私自身も便利な反面、絵や小説は人の手によって作られたもののほうが良いなと思っています。

そういう人が多くいるため、AIを使用した作品にはやはり何かしらの文言を書いたほうが良いと思うんですよね。


はい、ここまで長々と書いてきましたが要するに何が言いたいかというと、「拙作は生成AIを一部利用しています」ということです。

とはいえ、その目的は「文章の添削・校正」が主で、固有名詞を決める際にも時々利用したりもしますがあくまでもその範囲です。

プロットの内容や文章は自分で全て考えているのでその点はご安心ください。


とまぁ、気にする人は気にすると思う内容なので一応この場を借りて書かせていただきました。(作品紹介にも文言を追加しました。)

もしこれから違う作品を作る際もそこの線引きをしっかりとしていきます。

最後まで読んでいただきありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ