表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
31/50

31

何だか胸が苦しい。


散々私のことを巻き込んでおいて、美咲は美咲の幸せを見つけろだなんて、お姉ちゃんは意地悪だ。


すずと圭佑さんから離れられなくしたのは誰だよと叫びたい。

だって、どう考えたって私の幸せはもうここにしかないというのに。

確信犯にもほどがあるよ。


私はおとなしくDVDを見ているすずを見る。

ただDVDを真剣に見ているだけなのに可愛い。

私の幸せはここにあるなと改めて実感する。


「ねえ、すずー?」


「ん?」


私が話しかけたので、すずは小さな手でリモコンの停止ボタンを押した。

そんなことまで覚えるとは大したものだしちゃっかりしていて笑える。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ