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デンデンの冒険  作者: でんでん
3/13

出会い

2つ目のお寺、3つ目のお寺とミミを探しましたが、

見つかりませんでした。

でんでん:「あれ、この町にはお寺は3つしかない

      のに変だな? ここは、もう町外れだな、

      誰かいないかな」

でんでんは、辺りを見回しましたが、ひっとこひとり

見つけられませんでした。

でんでんは、少し疲れていたので近くの木陰で休

むことにしました。木陰の近くに行くと、なんと一人

の女性が倒れているではありませんか。

でんでん:「もし、大丈夫ですか。」

女性  :「あの、何か食べる物持っていませんか、

      おなかがすいて動けないのです。水もお

      願いします。」

でんでんは、お昼のためにパンを持っていたので全

部あげました。水は半分わけてあげました。

でんでん:「少ないけどこれを食べて。水はここにあ

      るし。」

女性  :「それでは、あなたの分がなくなってしまい

      ます。半分で結構です。」

でんでん:「今日はダイエットの日だから、全部食べ

      て。」

その女性は、ちょっとためらいましたが、おなかがす

いていたので全部食べました。その女性は全部食

べ終わると安心したのか眠ってしまいました。それ

で、でんでんは自分の上着をかけてあげました。そ

の女性の寝顔を見て、でんでんは、なんて綺麗な人

なんだろう、それにどことなく気品があるなと思いま

した。

1時間ぐらいたってからその女性は目を覚ましま

した。

女性  :「お恥ずかしいところをお見せしました、

      ごちそうになったのに、寝てしまうなんて。

      申し後れました、私はやよいと申します。

      助けていただいてありがとうごさいま

      した。」

でんでん:「困ったときはおたがいさまだよ。やよい

      さん、もし良かったらうちに来てご飯でも食

      べなよ。あれだけじゃ足りないだろ。」

やよい :「いいんですか?ありがとうごさいます。」

でんでんはやよいにでんでん特製ランチをごちそう

してあげました。そして、やよいに不思議なお坊さん

のこと、マチャラのこと、猫のミミのこと、お寺を

探したけどミミは見つからなかったことを話しまし

た。

食事が終わるころには、でんでんとやよいはすっか

りうち解けていました。

やよい :「ふ~ん、不思議なお坊さんだね、それに

      猫に会って どうしろって言うんだろうね。

      ねえ、私も一緒にミミ探し してもいい?お

      もしろそうだし。 連れていってくれたらいい

      こと教えてあげる。

でんでん:「やよいさんがいたら心強いな、いいことっ

      て、もしかして ミミを知っているの?」

やよい :「ミミは知らないけど、こっちに来るとき古

      いお寺を見つけたの。 怪しいでしょ。

      いいこと教えてあげたからアイスクリーム

      もおごってね。フフ」

でんでん:「しょうがないな。明日そのお寺に行く時に

      買ってあげる。 今日は疲れただろ。奥の

      部屋が空いているから。そこで休んで い

      いよ」

次の日、朝食を食べた後、2人はそのお寺に行って

みました。


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