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デンデンの冒険  作者: でんでん
2/13

お寺で

出発してから、でんでんはお坊さんのお寺がどこに

あるのか判らないことに気づきました。

でんでん:「あっ、お坊さんのお寺ってどこにあるん

      だろう?僕って馬鹿だなぁ。聞いておけば

      良かった。それに、猫に合ってどうするん

      だろう。」

でんでんは途方に暮れていましたが、すぐに忘れて

しまいました。それに、マチャラというのがすごく気に

なっていたのです。

でんでん:「マチャラって、何だろう、”この世の人々を

      幸せに導く”て言っていたけど、どんなこと

      が書かれているんだろう」

でんでんは、自分が貧乏で不幸だと思っていたの

で、よけい気になっていたのでした。それに、でん

でんには、世界一の画家になりたいという夢があり

ましたが、貧乏だったので、あきらめていたのです。

でんでん:「マチャラってのがあれば僕も幸せに成れ

      るのだろうか?お金もいっぱいあって、そ

      のお金で絵の勉強をして、画家になれる

      のだろうか?そうだ、あのお坊さんの手伝

      いをしてマチャラってやつを教えてもらお

      う。」

でんでんは、いきなり元気になり、お寺を探し始めま

した。この町には、お寺は3つしかないので、1つづ

つ回ってみることにしました。



1つ目のお寺で。

でんでんは、掃除をしている小坊主さんを見つけま

した。

でんでん:「あの、失礼ですけど、このお寺でミミとい

      う猫を飼っていますか?」

小坊主: 「あ、猫なら、3匹ほどいるよ、そこら辺に

      いるから探してみて。」

でんでん:「ありがとう、あの、変なこと聞くようですけ

      ど、その猫ってしゃべ ります?」

小坊主: 「はあ????」

でんでん:「そうですね、猫が喋るわけないですよ

      ね。あはは」

でんでんは、恥ずかしくなったので、すぐに猫を探し

始めました。



でんでん:「ミミ。。。ミミ。。。どこだい。ふう、なかな

      かみつからないや」30分後やっと1匹の

      猫を見つけました。

でんでん:「あっ。いたいた。ミミこっちにおいで。

      いいものあげよう。」といいつつデンデン

      は、煮干しを手に持って猫に近づきました

      猫が、煮干しを食べ始めたので、でんでん

      は、ここぞとばかりに捕まえようとしました

でんでん:「あいたたた。」

なんと、でんでんは猫に手を引っ掻かれた上逃げら

れてしまいました。ふと気づくとそこにはさっきの小

坊主さんが立っていました。

小坊主: 「あんた、さっきからなにしてるんだ。」

でんでん:「あ、さっきの小坊主さん、なにって、猫の

      ミミを探しているんです。」

小坊主: 「ミミねぇ、うちにはそんな猫いないよ。」

でんでんは、あっけにとられながら、そんなら早く

言えと思いましたが、小坊主さんじゃしょうがないと

思ってすごすご引き上げました。


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