プロローグ
初投稿になります。皆さんよろしくお願いします。
今日は、とってもいい天気だったので、デンデンは、
町まで行ってみることにしました、町に着くと
お坊さんが、立っていてお経をあげていました。
そこで、デンデンはお坊さんになにをしているのか
訪ねてみることにしました。
デンデン:「お坊さん。どうかしましたか?」
お坊さん;『実はある人と待ち合わせをしています。
もう三日も待っているんですがその人は
あらわれません。』
でんでんは不思議に思ってまた尋ねました。
デンデン:『どうして三日も待っているんですか?』」
お坊さん:「その人に大事な物をあずけてしまいまし
た。それがないと、寺に帰れないのです。
だから、こうしてお経を唱えながら、待って
いるのです。」
でんでんは、その、大事な物というのが気になりまし
たが、聞いてはいけないような気がしたので黙って
いました。その時、突然お坊さんが倒れ気を失って
しまいました。でんでんは、お坊さんを家まで運び介
抱してあげることにしました。
お坊さんは、3日3晩眠り続けました。
時々 「マチャラの。。。。マチャラ。。。。」とうなされて
いましたが、 デンデンにはさっぱり意味が判りませ
んでした。 でも、何となく大事な物はマチャラと関係
があるように思えました。 4日目の朝やっとお坊さ
んが目を覚ましました。
でんでん:「お坊さん、だいぶうなされていたみたい
だけど。マチャラとは、何ですか?」
お坊さん:「そうですか、うなされていましたか、
マチャラは、この世の人々を幸せに導くた
めの経本なのです。それゆえ悪い妖怪ど
もに、狙われてしまうのです。」
でんでん:「じゃあ、どうしてそんなに大事な物を人に
預けてしまったのですか?」
お坊さん:「。。。今は言えません。。。
は!!私が待っていたあの人は。。
大変だ!もう行かなくては」
でんでん:「大丈夫ですか???
あの。もし私でよければ、あなたの力に
なりたいんですが」
お坊さん:「ありがとう。。。
こんなに良くしてもらったうえに更に迷惑を
かけるわけにはいかないのですが。。。。
あなたはとてもすばらしい目をしています
あなたを見込んでお願いがあります。
私の寺に行ってほしいのです。
そこにミミというネコがいます。そのネコに
会ってほしいのです。」
二人は別ベつの方向に向けて出発しました。