魔法実演
イグニスから魔法の基礎をマスターしたので
いよいよ実技で教えてくれるそうだ!
「この世界の魔法の種類は、火、水、風、雷、土、闇、光となっていて、これらを元素と呼ぶ。
その元素を掛け合わせて作ることで新たに属性の魔法を産み出すことが可能である。
しかしながら、現代の魔法は 呪文 で魔法が使えるよう短縮出来るようになった。ここまでは覚えているな?」
「えぇ、もちろん」
「ちゃんとした知識を身につけたし、そろそろ実演しながらおしえよう。よく見とくといい。」
「ユウラギの木 この地に根を張り息吹け」
ニョキニョキニョキと若葉が成長し大きな木になった
「イグニス 凄い! 私もやってみていい?」
「ああもちろん、好きなように紡いでみなさい」
「光 道を照らせ」
ぼぅっと 光が空中に浮き当たりを優しく包み込むがすぐに消えてしまった。
「何でうまくいかなかったの?」
「光は拡散してしまうため、照らし続けるためには 拡散をしないようにしなきゃいけないんだ。もしくは発光させ続けるかだな例えば、
「光、我の周りを照らし続け」
すると、このように周りを照らし続けてくれる。
また、消したい場合「リバース」と言えば消えてくれるよ。」
「今度こそは私も!」