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あとかぶ! ~小説でわかる金融と経営~  作者: 西邑 充
入学試験 ~水面下でうごめく策謀~
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三章の⑦ 多数の思惑

入学試験のルールは以下のとおり


① 約300人の生徒には1部づつパンフレットが配布されている

② そのパンフレットには1~40の番号がランダムに1つ書かれている

③ 1~40の番号を1人づつ揃え、40人のクラスを作り、係員に伝える

④ クラスはAからEクラスまである

⑤ 原則として手段は自由


主人公:誼人は、望と協力関係を結び、『特待生は、分散するように同じ番号を与えられている。その番号は1と2』そして、『丁度280枚あるはずだったパンフレットは当日欠席した者達のせいで、欠番が出ている』という仮説に辿り着いた。

協力者には具体的に何をしてもらうのか?


6~10のグループの例をあげると、6~10グループでは6番と9番が見つかっている。

6番には7番を見つけてもらい、9番には8番と10番を見つけてもらう。

そうすると6~10が完成するという寸法だ。


会場が混濁したり、誰かが大規模な何かをしだす前に、協力要請をする必要があった。


ギリギリ違和感の無いくらいの早歩きで、肩を2cm超えるほどの茶髪をさらさらと風になびかせ協力者候補の所に向かっていった。


美しい髪が通過した空間には、アナスイの甘い香りがかすかに残った。


この硬直した会場で数少ない動き周っている者の二度目の訪問は一回目の訪問よりもお互い笑顔になるまでの時間が短かった。

心は会場の後方での不審な動きをとらえていたので談笑を省略し、単刀直入に協力を要請していく。


「わたし、知り合いに色々話しかけて番号聞いてまわってたんだ、そしたらほとんどの番号が知り合いの中で集まっちゃってたの!!」


「でも全部集まってるわけじゃないんだ、君は確か9番だよね? 君の番号の近くだと8番と10番が集まってないから、できれば探してほしい、わたしもいない番号の人を今探してる所なんだ、でも集まればすぐに皆で合格だよ!」


と、すでに番号が集まっているとうそぶいて周った。


女性も心の手にかかれば説得はそう難しくなかったが、男性は特に簡単だった。


彼女は成長の過程で女の武器をよく理解していたので、異性に取り入るのに苦労した事はなかった。


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