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衝撃的
扉を蹴り倒す勢いで入ってきた爽やか美青年。
を見たとたんに抱きしめる美女。
とりあえず言うことはただひとつ。
「後は若い二人に任せて、失礼します」
そそくさとその場を立ち去ろうとした私に、眉間にシワを寄せた怖い顔をした二人が振り返った。
「「私達はリアより若くないわよ/ぜ」」
「「というより、ここは貴方と私達の家よ/だぞ?」」
「「それなのに、どこに行くんだ?」」
「」
え!!私って居候なんですか!?
「ちなみに私達のことわからないわけないわよね?」
待ってください!!私喋ってないよね!?
「私達、家族のことわからないわけないわよね?」