僕の姉は保健室の先生?
この作品を書こうと思った、事を話したいと思います。
バイトの帰り道、電車を降りて頭がぽぅっと
していたのか、突然この作品の冒頭のシーンが
頭の中で展開されて、いつもなら忘れるまで
放置するのですが。中々面白そうなシーンで
何か形に残すのも良いと思って書いてみました。
それでは「僕の友達は魔族の幹部?」どうぞ!
「よくここまで頑張ったな、我が友よ だが、ここで
死んでもらう。我のため、そして...のために」
そう言って狂矢は僕を学校の屋上から突き落とした。何故?何のために?答えは
分からないまま地面が近づいてきた...本当にこのまま死んでしまうの?
嫌だ まだやりたいこと、楽しいことしたいがしたい、これからの出会いと別れ
もないまま、彼女も作れないまま死ぬなんてごめんだ!
・・・この日が来るまであと一年・・・
1話 僕の姉は保健室の先生
今日は高校の入学式。そして今は式の真っ最中...のはずだった。気が付いたら
少し硬いのベットで横たわって白い天井を眺めていた、あれ?こんなところで
何をしているんだろう?目は覚めているが、倒れる前の記憶がとても曖昧だ。
「確か入学式の式で、名前呼ばれて...」ボソッと呟いた。
「あ、やっと目が覚めたね。具合はどう?」と保健室の先生と思われる人から
声を掛けられた、自分の姉と見違いそうになったが 眼鏡を掛けているので
直ぐに見分けがついた。「はい、何とか。えっと、ここは何処でしょう?
あと何で自分は此処で寝ているのでしょうか?」見知らぬ場所なので、
とりあえず現状確認のために先生に質問していた。「此処は保健室、そして
君は入学式の合間に倒れたみたいだね。」今の話を聞いて記憶がはっきりした。
昨日寝ないでゲームしてたのが悪かったな、久しぶりに寝なくても大丈夫と
思ってやっていたが、それが跳ね返ってきたか。と昨日までの記憶を頼りに
今の状況まで把握できたものだ、ずっと居座るのも良いけど初日だし
早く教室に戻らないと「すいません、自分って何組でしたっけ?」と唐突に
聞いていた。何故なら入学式とありながら遅刻ギリギリで着て 体育館まで
急ぎで着いたのち知らない先生に誘導されて立ち位置まで行ったからだ。
「はぁ、鮎川先生に聞いていたけど ほんと腑の抜けた子ね。君は3組よ」
先生は質問に答えてはくれたが、何処か呆れてるようにも見えた、そりゃ
当然っちゃ当然だ。入学早々自分のクラスを知らずにいる人がいないはずがない、
けれど微笑んでくれていた。自分は良い人に出会えたと思った、だから
「えっと、入学早々ご迷惑御かけしました。自分の名前は笹木 清光です。
これから暇を持て余した時は 遊びに来てもよろしいでしょうか?」ただ普通に
お礼と挨拶をするはずだったが、何故が言葉を付け足していていた。自分じゃ
自然だと思っているが、それが多々あるみたいで 中学の時までは幼馴染がずっと一緒に
いてくれたから、それが自分の話し方だとつい先日分かった。けどこれは自然と
出てしまうような性格だから、直す必要はないと思っていた。「えぇ、いつでもいらっしゃい
特に放課後とかだと暇してる時もあるから来ると良いわ」先生はそう言って自分を見送ってくれた。
「さぁ、ハプニングはあったものの教室に行きますか。でもクラスメイトに何か言われないかな?」
少し不安を抱きつつ自分の教室であろう道に足を進めた。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
「僕の友達は魔族の幹部?」はいかがでしょうか?
私は、初めての小説だったので誤字脱字など、
色々と直すところも多いと思うのでこれから
上達して上手くまとめられるようにしたいと思います。
これから次の話も書いていくつもりなのでこれからも
よろしくお願い致します。