家族写真
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:家族写真
俺は今、都内で一人暮らし。
簡易アパートを借りて、
新しい第二の人生が始まったんだ。
「ようし、これからはしっかり働いて、幸せな将来を♪」
地方から上京して居た
俺はそれから3年みっちり働き、
また隙を見つけたら
実家に戻ってみようと思って居た。
そして3年が過ぎ、
「ふう。今日も疲れたなぁ。あそうだ、今度の週末辺り良いかな」
週末から有給を絡め、
まとまった休みが取れそうだったので
とりあえず田舎に戻ってみようと思った。
(電話)
母「今度の週末だね♪気をつけて帰っておいでよ。父さんも楽しみにしてるから」
電話したら母さんも喜んでくれた。
(実家)
「ただいま〜」
でも実家に戻ってみると、
皆どこかに出かけて居たのか誰も居ない。
「なんだ、佳代も居ないのか」
この時間なら普通帰ってる妹も居らず、
なんとなく拍子抜け。
「…あそうか。皆で買い物に行ったんだな?」
そういえば今日、
俺のためにご馳走を作ってくれると言ってた。
俺は当然、合鍵を持ってたので
帰ってきても勝手に家に上がってるだろうと
みんな心配せずそのまま行ったんだ。
それから俺はリビングでくつろぎ、
しばらくぼうっとして居た。
そうして居た時、
テレビ横にあるアルバムに目がいった。
「おほっ♪なっつかしィなぁ〜」
家族のアルバムだ。
俺はアルバムを手に取り、
パラパラ見始めた。
「ハハッ♪そうだなぁ、こんな事もあったなぁ」
小さい時、
父さんに連れられて
妹と一緒に海に行った写真。
家族みんなでピクニックへ行き、
帰りの商店街でなんとなく撮った写真。
水族館に行った時の写真。
河原でバーベキューした時の写真。
いろんな写真が思い出と一緒に詰まってる。
本当に懐かしくて
微笑ましい気持ちで
それを眺めて居たら、
ふとある事に気づいたんだ。
「…えーと、このとき俺ここに来てたっけ…?」
母と妹が写ってるその写真は
妹が小学校に上がる時のもの。
確かこの時俺は小学校6年生で、
林間学校か何かに行って、
ここには居なかったはず。
そんな事をつらつら思いながら
次の写真・次の写真を見ていくと…
それと同じように
そこにいないはずの俺が写ってる写真?
…の様なものが次々出てきた。
「……えぇ?…こん時オレ確かに居なかったよ?」
そして極めつけは、
昨日撮った家族の写真があったこと。
写真の右下に昨日の日付がある。
「…うそだろこれ…」
昨日、家族で家の中で撮った写真。
父、母、妹がリビングに座っており、
多分写真を撮ったのは隣の山田さん。
その父、母、妹の後ろに、
立ったまま、笑ってる俺が映って居たのだ。
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=EQT9sh1awz8
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
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