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第4話 すみません、よく、わかりません

「あ……あっ……」


の、脳みそが……とける……


私の脳みそを溶かしている理由、それは私が持っている刀にあった




――――……どうしてこうなった!?




「いやいやいや……おかしいよ……」


目の前に広がる光景に私は頭を溶かしていた


あ〜^脳みそがとけるんじゃ〜^


……って違う違う!脳みそ溶かしてる場合じゃない!ここダンジョンだ!


「とっ、とにかく!ダンジョン進まなきゃ!」


何とか気を持ち直した私は、ダンジョンの先に向かって歩き出した








###








ダンジョンの中は、意外と平和だった


初心者用ダンジョンだからなのか、それとも単純に運がいいのか


運がいいならなんで玄関から出てすぐに追突されるかなぁ……





「運命で決められてたことなんじゃろ」


私の頭の中に少女の声が響いた

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