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学校に行けない

作者: マイム

緑が広がる公園でキャップを深く被る

後ろで女の人が走っていった

なんとなく雲を目で追ってたらもう12時になった

今日も学校に行けなかった

でもなんか気分が晴れやかだ

人生を全体的に見るから辛くなるんだ

今幸せならいいんだ

そう言い聞かせて私はキャップを取って自転車に鍵をかける

寝癖を隠すために髪をキュッとひとつに結んで駆け出す

空と私のかけっこが始まる

どっちが先に着くか勝負だ

そんなことを考えているうちにお腹がなった

近くのコンビニに入ってまたキャップを被る

知り合いのおばさんが働いていた

バレないようにサンドイッチを買ってお会計をする

おばさんが口を開くと覗き込んできた

気まづくなってつい上を向いてしまった

あー久しぶりだねおっきくなったねとその後何を言っていたか忘れたけど話しかけられたからとりあえずニコニコしておいた

会計が終わったからそそくさとコンビニを出る

窓越しに手を振られたからまた笑っておいた

自転車置き場の壁に寄りかかってため息を1つとサンドイッチを口に入れる

ポケットにスマホを入れていたことを思い出した

最後の一口を入れてスマホを開いた

横文字が大量に並んでいた

誰も私なんて気にしていないと思っていたのにな

動いていく空動けない私

私は空とかけっこなんて出来ないのだ

自転車に鍵をかけ

キャップを被って

家に帰る

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