表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/74

高校編3

 高校で付き合った人 2人目 近くの女子校の歩美(高1、11月~高2、4月)


 高1の秋に、サッカー部4人で、近くの私立の女子校の文化祭に行った。その女子校はかわいい子が多い事で有名だった。女子校の文化祭は初めてだったので、緊張したが、その高校はめちゃくちゃ活気があって、廊下を歩いているだけで、引っ張られて、クラスの企画にほぼ強制的に参加させられる。

 その中で、浴衣を着てお化け屋敷の呼び込みをやっていた女子校生がいて、誘われるがまま、僕等はそのお化け屋敷に入った。悲鳴をあげお化け屋敷から出ると、そのクラスの女の子たちに、


「どうだった?」


 と声をかけられた。その中の一人に歩美がいた。


「こんにゃくが顔に当たったのが一番怖かった」


 と僕が言うと、めっちゃ笑われた。サッカー部のみんなが僕の背中をツンツンと突く、サッカー部のみんなは基本女子にガンガン行けるタイプではない。こうゆう時は僕にいろいろやらせようとする。僕はみんなの思いを感じ取り、


「よかったら、案内してくれない?」


 と言った。そしたら、みんなノリが良く、いろいろ案内してくれることになった。

 その中に歩美がいて、歩美は文化祭のミスコンにも出ていた。一通り楽しんだ後、連絡先をみんなで交換して帰った。その後の話し合いで、僕が歩美に行く! と言い、メールをし、一緒にみんなで遊んだりした。

 そのうち、2人で遊ぶようになって、付き合うことになった。歩美はお洒落で、活発な子だった。僕のことをすごい好きでいてくれているのも感じた。

 学校は違ったので、毎日は会えなかったが、仙台駅で待ち合わせして、部活後にご飯を食べたり、2ケツで家まで送ったりしていた。テスト前は図書館で一緒に勉強したりもした。お互いの家に行き来したりもした。初めてホテルに行ったのも歩美とだった。


 歩美は結構束縛したがるタイプで、他の女子との関係や、会ってない時何しているかを気にしていた。メールも電話も頻繁にし、常に構ってあげないといけないタイプだった。まあそれでも僕の中ではゲーム感覚ということもあり、あまり深く考えず、良い感じで付き合っていたのだが、春休みに入り、僕が遠征やインターハイ予選に向けての練習で部活が忙しくなり、サッカーに集中し始めたら、浮気をされた。

 なんでも、『最近サッカーばっかりで会えなかったのが寂しくて……』ということらしい。それで、言いよってきた他校の先輩とそうゆう関係になってしまったということだ。

 僕のことは好きだが、今はどうすればいいか分からないと言われ、別れることになった。きっと、自分が一番にならないとダメなタイプだったのだろう。その後は特に連絡を取る事もなかった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ