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高校編２

　高校で付き合った人　１人目　クラスメイトの理絵（高１、５月～高１、７月）

　入学後、連絡先を聞いてくれた女子の中で一番かわいいと思ったので、積極的にメールのやり取りをしたり、学校で話したりした。祐佳からは『３年間同じクラスだから別れたら地獄』と言われたが、まあその時はその時だろうと思った。

　そして、普通に一週間くらいのやり取りで付き合えた。

　理絵はテニス部で、よくサッカー部の練習が終わるのを待ってくれ、２ケツで駅まで送ったりしていた。理絵の家は遠く、新幹線通学だったため、学校帰りに遊んで帰ることもあまりなかった。真面目な性格だが、自分が綺麗だということは理解しているため、若干プライドが高かった。付き合って、２ヶ月くらいで別れを切り出され、その理由が、

「顔だけで選んであまり性格を見てなかった」

　と、地味にひどいことを言われた。学校でキスをしたことはあったが、特にそれ以上のこともなく、何も思い出がないまま終わってしまった。その後祐佳の言う通り、高３の途中までほとんど話すこともなかったが、高３の体育祭の打ち上げ辺りで、普通に話せるようにはなった。