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令和元年6月凶日:七種菜羹に腐った林檎(傷林果)が降臨

名も()()士が()って、名も()きアタシが此()()

 ある()が、二番目の势力(勢力)から独立し孤立無援の自分の城を()いた。




 何故独立したのか、何がその势力(勢力)内であったのかは外からでは分からない。ただ、()は独り同盟から外へ出て自分の旗を振り始めた。自分の旗を高らかに振って、税金は高いと嘯きながら誇らしげに胸を()り、今までの地位も名誉も恩()()てて独りを謳歌し始めたようだ。




 その()の名はふるふる。建てた同盟をふるふる王国と言い、これはファンタジーでもフィクションでもない。今もそこに存在している现实(現実)()なんだよ。()だってそこに行けばアタシの言っている事を目の当たりにできる、()()行形の()








 ()世界は何も()()にある物でもなく、サーバと言うパソコンの中でいくらでも作られていく。人はその()現实(現実)の中で自分ではない自分を操り、ガチャに一喜一()し、リアルで金を()いバーチャにも反映されていく。


 スマホのアプリゲームもあっという()に有象()象に广()がっていき、()もが一つはした经验(経験)があるような()代、そんなときに令和は始まった。




 ゲームは()が腐るほどやってきた。昭和のゲームと言えばファミコン、平成に入ればプレステ、そんな流れも无视(無視)してPCゲームしてた()もあった。同人ゲームにはまり同人サークルに入りかけた()もあった。电电(電電)街はまだ爆()いに侵されてもなく、PCショップより同人ショップが幅を利かせ始め、嫌な雰围気(雰囲気)を感じた()、そこから()れると同()期に就()した。




 人()以下な仕事をし、人()以下な幸福感と人()以上な劣等感、更には虚()感・孤独感を抱えながら、()かしいと言われる二十代なんか吹き()んだ。


 三十代になって更に空虚なジェットコースターに()らされ、ブレーキを()けたら三十代も()わっていた。


 ()づけば不惑。惑わずとは()こえは良いけどただ()じなくなっただけ。もう今更何を失うことに慌てふためけと。




 止まってやっと周りが()える。清々しいほど周りには何もない。




 平成も()わる。アタシも心と通勤时间(時間)埋めにスマホアプリゲームぐらいやり始める。




 一回目はさっぱり意味が分からず、重要なキャラを取り()ねる。入った同盟も()もやる気もなく会()もなく。いとも()単にそれを()てた。


 二回目は自分で同盟を作った。一回失()した分スタートダッシュはうまくいけて、人もそこそこ集まり()としてそれなりに卒なく同盟运营(運営)()ごしていた。




 その运营(運営)顺调(順調)()()籍の()がる人()にこのアプリゲームを教える。




「今『放置少女』やってて」


「放置少女?よー()るけどおもろいん?」


「おもろいおもろくないはともかくとして、放置はできない(笑)全然放置少女じゃない(笑)」


「やってみるわ」




 三日()、その身内は今まではまっていたモンストもやめて放置少女にはまる。そしてその身内より色々と连络(連絡)が来る。




「同盟は入った方がいい?作った方がいい?」「(´・ω・`)知らんがな」


「同盟作ったけど人来ない」「(´・ω・`)知らんがな」


「最初は何からやってったらいい?」「(´・ω・`)知らんがな」




「・・・あーもうわかった、アタシがその()行くわ。」


これが全ての悲剧(悲劇)の元凶w

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