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銀狐のアルジャーノン  作者: みょみょっくす
第二部 ルーザーチルドレン
16/33

つむじ風のアナグマ



「…行商人か?悪いが名前と身分を教えろ」

「ルギス・ガーター。荷台にいるのが傭兵のアルジャーノン・ヴィンプロッソ氏だ」

「ルギス・ガーター…?お前たしかワイズメル商会の」

「生憎、今はフリーの身さ。それよりなんだこの警備の量は」

「列車強盗のせいでお前らみたいな出入りが増えてな。街に厄介が出たらこっちのメンツが立たないからよぉ」

「ハハッ、ご苦労なこったぁ」

「笑い話じゃないんだが…それで、今日持ち込んできたのはなんなんだ?」

「『コウモリの生き血』さ。悪くねぇ商材だろ?」

「…今回はお前の顔に免じてここを通してやるよ。くれぐれも騒ぎを起こすんじゃねえぞ」

「ヘイヘイ、了解了解」



案の定というか、街の警備は往々にして厳重となりつつあるようだ。

今回は警備にあたっていた自警団の兄ちゃんとルギスくんが顔馴染みだったこともあり、あまりいろいろ詮索されなさそうで良かった。私は彼らの会話を荷台の上から聞きつつ、後ろに流れていく自警団の兄ちゃんを目で見送った。



「着きましたぜ姐御ォ、ここがカンバスタ工業区でさぁ」

「知ってるよ、空が狭い…」

「なんだ姐御、起きてたんですかい」

「人を年がら年中寝てるような言い方しないでくれるかな」

「俺はここ三日間でそんな姿しか見てねぇからなあ」



ルギスくんの先導のもと、馬車は街の中央通りを真っ直ぐに進んでいく。

この街の視界は狭い…左右の射光は遮られ、日照を求めた建造物が高層へと立ち並ぶ。街のいたるところには蒸気の流れるパイプが連なり、それらが天を遮っている。目を閉じていても太陽と影とが交互に視界をちらつかせてうっとおしい為、移動しながらだとおちおち昼寝もできやしない…そもそも移動しながら昼寝をすることなんて今後無いと思うが。



「…どこに行くんだ?こいつの届け先は?」

「専門の引き取り口さ。見ての通りこの街は縦も横も入り組んでるだろ?そんなとこに馬車やら荷物やら置かれたらたまったもんじゃねぇワケよ」

「ほー」

「さっきの入り口とは逆の入り口にそいつがあるからな、そっちまで突っ切るのさ」

「面倒なもんだねぇ」

「山を迂回するよりかはいいほうさ」



街道は山を横断する形で一本に伸びており、この道を中心として縦横に入り乱れる形で街が構成されている。山を中央から切り崩すように作られた街の構造は歪なうえに独特で、ほかの街にはない異様を醸し出している。

―――――蒸気と炭鉱の街、カンバスタ工業区。

元々ここは大峡谷とそこに掘られた炭鉱、隣接する居住区をルーツとする集落だったそうだ。

しかしとうの昔に鉱脈は堀り尽くされ、街は廃墟同然の有り様となった。そこに目を付けたのが当時のキャラバン達だ。

彼らはこの蛻の殻となった廃墟に住まうと、そこに放置されていた金品を売り払い自分たちのものとした。続いて近隣に住む山賊達に呼びかけ、「養ってやるから鉱脈を掘れ」とあたかもそこに『何か』があるように唆して炭鉱を掘らせた…勿論、堀り尽くされた炭鉱からは微々たる鉱石しか採れない。しかしそれの副産物として、山賊達の機械へ対する関心と素養が飛躍的に高まっていった。

彼らは掘りつくされた鉱脈のさらに奥へ進みたい、そうなってくるとより効率的な採掘法が必要になる…そうやって次第に採掘用の機械を生み出していき、それを商人たちが売り払い、また新たな機械の開発に投資する…やがて街そのものが機械文明により発達していき、いつしかこの世界で有数の機械産業区域となった。さらに山賊達の努力の末採掘場は新たな鉱脈に辿り着き、この街は機械と炭鉱による富を得たのだ。

…と、ここまでが旅の道すがらルギスくんに聞いたこの街の成り立ちだ。真偽は不明。



「しかしまぁ、住む場所が違うとこうも文化って変わるもんなのか」

「俺が見て回ってきた中でもこの街は特段奇妙な経緯で生まれた土地だからなぁ、ほら見ろよアレ」

「アレ…?」



ルギスくんの目線の先にあったのは自動車だ。

自動車は基本的に上流階級の乗るもんだ。速度は馬の数倍の速さを誇るが、貴重な液体燃料を燃やさなきゃ走れない上に舗装された道の上じゃないと本来のスペックを発揮できない。おまけに一度壊れると専門の修理工じゃないと治せないし、何より操縦が面倒…と、見てくれの芸術性以外には特段価値のない物好きの道楽なワケだが、何故だかこの街にはその自動車が妙に多い。種類も豊富で、中には数十人規模を同時に積載できる車種や巨大な荷台を搭載している車種などが確認できる。そして何より目を引くのが、どの車の背面にも設置してある動力炉のような機械である。



「この街は元々炭鉱だったって言ったろ?そこから出た化石燃料を運ぶにゃぁ馬じゃ堪えるし、トロッコだと輸送範囲が限られちまうってんで、いろんな街から車を集めて運用してるんだそうな。そんで液体燃料よりも化石燃料のが豊富なワケで、自動車の動力をそっちに改良したんだとよ」

「へぇ~、考えたもんだね」

「こいつはここの技術力がねえと作れなかった代物だ。ついでにほら、上を見上げてごらんよ」

「上?」



ルギスくんに指図されるまま次は上を見上げる。高層に広がる街の中で左右の谷を繋ぐようにして巨大な箱の影が横断するのが見える。



「ほぉ~、ゴンドラかあ。話には聞いていたが動いてるのを見るのは初めてだな」

「あれがこの街の名物さ。岩壁にへばりつくように広がってる左右の居住区をあれで繋いでるんだ。それだけじゃない、あれ以外の小型ゴンドラも各所にあって、それぞれ移動や物資運搬に使われてる」

「へぇ、結構便利じゃないか」

「ここまで各所に機械技術を生かしてる街は、ここ以外にそうそう無いはずだぜ?どうだい、悪くねぇだろう?」



確かに、悪くない。

初めは空が狭くて窮屈な土地だと思っていたが、目に入る無機物すべてがせわしなく動き続ける光景は見ていて飽きないもんだ。それだけこの街が生きているのを、活気を感じられる。生きているか死んでいるかもわからない泥水のような街に住んでいる身として、特にそう思う。

…まあそんな街で生きてきたからなのか、逆にこの街の鉄を打ち鳴らすような騒がしさは私の耳には少々五月蠅すぎる気はしなくもないが…。



「…ところでこのさっきから聞こえてる耳鳴りみたいな音はなんだ?」

「はあ、耳鳴り…ですかい?姐御が寝過ぎで体調崩しただけでは?」

「アンタには聞こえないのか?どんどん五月蠅くなってる気が……いや待てっ!上だっ!!」



耳を劈く高音と共に辺りに突風が巻き起こる。

鳥のような影が天空のゴンドラより飛び降り、私達のいるこの馬車目がけて垂直に落ちてきたのだ。周囲は風で砂埃が舞い上がり、ただでさえ悪い視界を更に悪化させる。その被害は馬車のみならず周囲一帯を巻き込み、通行人を跳ね飛ばし自動車を持ち上げ、露天の屋根を翻らせる。

突然の出来事にパニックを起こした馬は暴走し、馬車を急加速させる。その反動で私とルギスは馬車から放り出された。



「お、お前さんたち大丈夫か…!?」

「痛つつっ……な、なんだったんだ一体…」



偶然通りかかった青年の手につかまり投げ出された身体を起こす。背中を強く打ち付けられ、目もうまく開けられないが辛うじて周囲の状況は把握できる。地面には円を描くようにして砂紋が浮き上がり、その円の中にあったであろう露店のテントは逆方向に折れ曲がっている。そして共に放り出されたルギスはというと、私の目と鼻の先に蹲るようにして倒れていた。



「おい…おい大丈夫か、ルギス!」

「痛ってェ…チクショウ、落とされた時に左足を踏まれた……俺の足ァどうなってる…!?」

「っ!!…待ってろ今確認する…!」



言われるがまま、恐る恐るとルギスの足を触る…感触から、太ももの辺りに異常が伺える。



「…多分、折れてる。太ももの辺りが痛まないか?」

「分かんねぇ…感覚が麻痺ってきてやがる…それより馬車は、荷物はどうなった…!?」

「荷物の心配できるなら大丈夫そうだな…そこで安静にしてろ、ちょっと見てくるからよ」



身体中が痛むが、辛うじて歩くことはできる。

暴走した馬車は猛烈なスピードで走っていったようだ。その車輪の跡が街道を抉るようにして刻まれている。この跡を辿れば自ずと目的は見えてくるだろう。

しかし何だったんだ今のは…一瞬の出来事すぎて全く目で追えなかった。空から巨大な鳥?みたいなものが降りてきたと思ったら、その場にあった全てが吹き飛ばされていた。被害をもたらしたアレが仮に私達を狙っていたとしたなら、その動機は一体なんだ?ああ畜生、頭がクラクラする…。



「…あ~あ、こいつはひでぇや…」



馬車は街道の道筋を大きく外れ近くの路地に入り込み、その奥の袋小路に激突する形で大破していた。あまりに強烈な勢いで壁にぶち当たったのであろう…馬車を引いていた馬は首がおかしな方向に捻じれて即死している。こいつも不運な野郎だ、私達の仕事に同行したせいで理不尽な死に方をさせちまった。三日間私達を運んでくれてご苦労だった。

感傷に浸っている暇はない、依頼品の無事を確認しなくては…



「…ない?」



大破した荷車の木片を掻き分けて捜索するが、それらしいものは見当たらない…もし仮に馬車と一緒に箱そのものが壊れているとしたら、その内容物が近辺に散乱している筈だ。それも見当たらないとなると…考えられるのは二択、馬車がここに行き着く過程で私達と同様に投げ出されたか、空から飛んできたアレに持っていかれたか…だ。そしてそれは悪い方向に的中していた。

ルギスの下へ引き返す道すがら周囲の街道を見渡してみたが、それらしいものは確認できない。仮にこの一連の出来事が偶然ではなく故意的なものだとしたら、それに気付けなかった私の責任だ。何のためにここまで来たと思ってる。



「…あったのか、荷物は?」

「すまねぇアルの失態だ…あの飛んできたのに持って行かれた可能性がある」

「オイオイしっかりしてくれよ用心棒…こっちは姐御を信用してるから同伴させたんだぜ…」

「申し訳ない。奪い返すしか手はねぇか」

「まあ、気付けなかったこっちにも非はある…つーかアレは一体何なんだ!?」

「…あれはアナグマだ」



先程私を助けてくれた青年が口を開く。



「アナグマだと…?アンタなんか知ってんのか?」

「この街のならず者達だよ。見ての通りこの街は炭鉱だらけだろ」

「そいつとどういう関係があんだ?」

「どこもかしこも穴だらけだからさ、廃坑になった穴倉に住んでる奴らがいるんだ。そいつがアナグマだ」

「じゃあ…さっきのは人間なのか!?上から降ってきたけど」

「人間だよ。機械を悪用してる悪党共さ」

「空を飛べる機械…そんなもん作れるのかよ?」

「この街の技術力なら不可能じゃねえだろうなぁ…んでよぉ少年、そのアナグマってのの塒はどこにあんだ?」

「…低層56番街、そこに奴らが出入りしてるのを見たことがある」

「おい待てルギス、今アル達には『足』が無いんだ、まずはそいつをどうにかしなきゃだろ…!!」

「ああ分かってるさ。だから少し手ェ貸せよ少年」

「…わかった、一度医者に診てもらおう」

「巻き込んじまって悪ぃな…えーっと」

「ジョンだ。肩貸しておじさん、少し痛むけど我慢してね…」



そう言うとその青年、ジョンはルギスの肩に手を回し担いでいく。話によるとこの近くに医者があるようだ、そこへ向かうらしい。



「おい姐御ォ!あんたはアナグマを探せっ!」

「ああ分かった、そっちは大人しくしておけよ!」



私達は一度別れ、それぞれがそれぞれの務めを果たすことにした。ルギスは足の療養…そして私は、強奪された荷物の奪取だ。元々私の不注意で起こしてしまった事態だ、これじゃ雇われ護衛としての面目も丸潰れ…流石にそのままでは終われない。

私はもう一度、大破した馬車の下へと戻ることにした。





………





「いったい何だこりゃ…」

「酷いもんだねぇ」

「なんでも、またアナグマの仕業らしいぜ」

「これに乗ってたのは大丈夫だったのか…!?」

「畜生、うちの壁に亀裂が入ったじゃねぇか!!こいつの管理者はどこだ!!」



馬車の衝突した壁の周りは人だかりが出来ていた。そりゃそうだ、ここまで盛大にやらかしといて騒ぎにならない方がおかしい。どうやらこれの管理者が呼ばれているようだが、生憎ルギスは病院に向かったし、ここで騒いでいるやつらに捕まるのも時間の無駄だ。そんなのに構ってはいられない。

私がここに戻ってきたのはアナグマの情報を仕入れるためだ。あの青年が口にするぐらいだ、そこそこ噂になっている集団であることは推察できる。街の外で見た警備の事もあるし、厄介事に対して対策を取らない街という訳でもないだろう。何か知っている奴が一人でもいればいいが…。



「すまねぇな、ここにアナグマ被害が出たって聞いたんだが…」



…なんか聞いたことある声が迫ってくる。



「おや貴方は…?」

「ワケあってアナグマについて調べてるモンだ。もし良けりゃコイツが起きた状況について尋ねてもいいか?奥さん」

「そんなこと言われましても…私は今ここに来たばかりですので」

「そうか失礼したな。すまんがこの中にコイツについて知ってるモンは…

「数日ぶりに会ったと思ったらなに知らない奥さん口説こうとしてんのさ、オッサン」

「おぉ!お前もこの街に来てたのか、久しぶりだな!」

「久しぶりってほど日を跨いでないでしょ…それよりちょっとこっち来な」



人混みの中からレンドロスを引っ張り出し、なるべく二人で喋れる裏路地まで誘導する。幸い、人だかりが多かったのもあって私たちの後を着けてくるヤツはいなかった。



「アンタ一体この街で何やってんだ!?」

「あぁ、そうだな…俺がワイズメルの護衛でここに来ているのは知ってるな?」

「そりゃ知ってるが…なんでアンタがアナグマを?」

「商会連中の中でちょっとした騒ぎになっててな…理不尽な方法で商品を盗んでく奴らがいるって話になってよ、鉄道が警戒されてるのも相俟って最近そいつらの活動が活発化してきてるから何とかしてくれって『依頼』さ」

「なるほど、今のアンタの仕事ってワケね…なら話は早いわ。アンタが持ってる情報、分かる限りこっちにも回してほしい」

「俺の持ってる情報をお前に…?お前もアイツらを捜してるのか?」

「探してるのは別の物だわ。言いづらいけど、さっきの事故現場はアルの連れが起こしたものよ」

「…っ!!」



何かに勘付いたようにしてレンドロスの目が見開く。何をそんなに驚くことがあるのだろうか…。



「…お前、その連れとやらが運んできたモノは何だ…?」

「生憎、アルも詳しくは聞かされてないのよ。そこそこデカい大きさの木箱」

「木箱…か。アルジャーノン、アナグマについて一つ教えてやる…」



語り口が若干重いと感じるが、この際だから持ってる情報は何でもいいから欲しいところだ。一つと言わずどんどん吐いてほしいものだが…。



「まず…アナグマの存在自体は古くから確認されていたが、その略奪行為が目立ち始めたのはここ数週の間だ。そして、俺が調べた限り襲われた商人の約七割はある企業に関係する人物たちだった」

「ある企業?そこからの物資を頻繁に狙ってるってのか?」

「偶然じゃなけりゃそうだろう…企業の名前はレッドソイル社という。聞き馴染みねぇだろ?」

「レッドソイル…確かに知らねぇ名前だ。一体なんの会社なんだ」

「基本は流行り病や感染症に関する薬剤を開発する製薬会社の運営だが、そこと繋がりがある組織が問題でなぁ…お前、この街の前の検問で連れがなんか言ってなかったか?」

「何か…」



ルギスと検問が会話をしているのは聞いていたが、その時は荷台でごろ寝していたこともあって会話の全容を把握できていた訳ではない…ただ、聞きなれないワードが出ていたのは覚えている。



「…確か、『コウモリの生き血』だとか…」

「やはりそうか。アルジャーノン、何としてもそいつを奪い返すぞ」



レンドロスはそのワードを聞いたそばから、もう私の顔など眼中にないと言わんばかりに私を無視してズカズカと歩き出した。こいつの自己完結は悪い癖だ、もう少し私にも分かるように伝えてくれ…!



「ちょっと待て、そんな自分だけ分かったような顔すんなよアルにも教えろ!」

「ああ教えるさ!レッドソイル社と繋がりがあるのはバッドカンパニー、そして『コウモリの生き血』ってのは『麻薬』の暗喩だ…っ!!」



「……『麻薬』だと…!?」




第二部、五話目になりま~す。

さあ今回からカンバスタ!ってことですが、前途多難な道のりとなりそうです。

ちなみにカンバスタのイメージはがっつりとスチームパンクな世界観となっております。


知らず知らずと麻薬輸送の手伝いをさせられていたアルジャーノン、街を飛び回るアナグマ、それを追うレンドロス、次回は波乱の様相となりそうです。

では次回もゆっくりとお楽しみください~!

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