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ヘテロフォニー  作者: 千成いなせ
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食堂にて

午前中の授業を終えそれぞれが思い思いの場所で昼食の準備をしている。

何処で昼食をとろうか考えていると緋浜さんに声を掛けられた。


「汐音さんはお昼どうするの?」

「特には決めていませんけど」

「食堂で食べない?」

「あら、いいですわね。私も一緒にいいかしら」

「じゃ三人で行こうか」

緋浜さんに誘われ食堂で昼食を摂る事になった。

教室を出て食堂までの道のりを案内してもらう。


「ここが食堂だよ」

効果音にドヤァとつきそうな顔しているが自慢したくなる気持ちも分かる気がする。


案内された場所は、食堂というよりはホテルに近い。床は紅い絨毯が敷かれ、周りは一面ガラス張りになっている。外にはカフェテラスもあり、植えられた花々を眺めながら食事をとる人もいた。


「どうすごいでしょ」

「ええ、驚きました」

「我が校自慢のスポットの1つだよ」

「食事はどうするのですか?」

「自分で持ち寄るか食券を買って食べるの」

「私はお弁当持ってきているから先に席取っておくね」

「お願いします。では、私達は食券を買ってから向いますわね」




「ここにある券売機の中からお好きな物を選ぶのですよ」

桃堂さんに食券の買い方を教わっていた。

「結構品数が多いのですね。どれにしようか迷ってしまいそうです」

「確かに私も初めてここに来た時は迷いましたわね」

「おすすめはどれかありますか?」

「そうですね。私は基本、日替わり定食を食べますね」

「桃堂さんのおすすめならそれにします」

「決まったのでしたら買いに行きましょうか」

二人で食券を渡し、トレーに食器を乗せ先に席を取っている緋浜の所に合流した。


「お待たせしました」

「ううん、そんなに待ってないよ」

「では、揃いましたし食事にしましょうか」


その後は食事をしながら食堂の事を教わり昼休みの時間が過ぎていった。



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