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昔読んだエッセイからエッセイの書き方の迷いまで

作者: だるまんず

 林真理子氏。今思えば超有名人。

 なぜか日大の理事長になるとかニュースになっています。


 その昔、なぜ、その林真理子氏の本が家にあったのかもわからないけど、かしこまった文章ではなく、庶民感覚と言った感じで読みやすく、そしてちょっとエッチな内容もあったりで、一気に読んだような記憶がある。タイトルも何も忘れたけれども、作者名と主婦の友というキーワードだけ覚えている。そんな作品はないぞ、ということであればご容赦を。大昔すぎて勘違いかもしれない。


 そこで書かれていた内容は、「今月の主婦の友という雑誌にこんなことが書いてあった」みたいなパターンが何篇かあって、子供だった私にとってオトナの世界を垣間見るエッセイ集でした。


 で、エッセイでこの手法ってアリ? と今更に思ったのですが、そんな作品を書いていた人が時の人になるぐらいですからアリなのかと。もちろん、記事の紹介だけでなく、自分の経験や考えが含まれているからエッセイになるわけですが、入り口としてはすごく使いやすい手法だったなと思い始めたわけです。


 二次創作ってのがあるけれども、それは特定の作品のキャラや背景なんかを使って独自のストーリーを作ることになると思うのですが、雑誌で紹介されている内容自体は、どこかにあった情報だったり、あまり知られていない事実だったり、何かに対する意見だったり、創作された作品とは違うように感じます。例えば、「世界の○○の平均は○○で日本の平均は○○だ」という情報が掲載されていたとしたら、その引用元を明示した上で、日本は世界に比べてどうだ、みたいなエッセイは二次創作とは言わないと思う。


 でも、その情報を引用した時点でオリジナル作品とは少し違う感じもしてきます。


 エッセイの多くは、何かの情報をベースに書かれていると思います。例えば「コロナの感染者が高止まりしている」といった情報があって、コロナとの付き合い方をどう考えるか、みたいなエッセイを書く。

 雑誌という媒体はそのネタの提供源として優れていると今更ながらに気づいたところです。


 でもちょっとズルいでしょうか。元ネタが面白ければ、それを引用するだけでも興味を持ってもらえる。でも、それは雑誌等の編集者や情報提供者が頑張って考えて読者に興味を持ってもらえるように作成したものであり、映画のあらすじ編集みたいなので荒稼ぎしている人たちのやっていることに近くなってしまいそうだとも感じる。


 安易かな、でも面白いエッセイも書けそうだな。

 まだ迷っている。

エッセイと言っても、日常を切り取ったエッセイだとか政治なんかもとりあげる時事エッセイとかいろいろあるとは思うのだけれども、今まで書いている内容はウクライナ関連以外、過去から引き出したものばかりで、時事と言いながら10年も前に考えたことを整理しただけだったり。


書き続ける前提で考えるなら、新しく入るネタを熟成させる前に調理して書くのもアリかなと。でも、熟成前の生情報をそのまま使うのには少し抵抗もある。

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