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ブサイク、異世界に降り立つ

 ゴッドから発せられた白い光に包まれ、思わず目をつぶってしまう貞一。


 数秒ほどそうしていただろうか。気がつけば太陽の日差しが瞑った目の上からでも感じられ、穏やかで心地よい風が吹き、鳥のさえずりが聞こえてくる。匂いも色づき、先ほどまでいた無機質な真っ白い部屋では感じられなかった"外″が感じられた。


 溢れんばかりの期待とほんのちょっとの不安を抱え、貞一は恐る恐るゆっくりとまぶたを開ける。


 自然。

 そうとしか言いようのない大自然が、貞一の目の前に広がっていた。鬱蒼と生い茂る木々に、どこまでも広い空。遠くはるか彼方には、まるで要塞が如く山々が連なっていた。


 貞一が現れた場所は、開けた丘の上。周囲の絶景を見回すには絶好のポイントであった。


 言葉もなく、貞一は目の前に広がる壮大な景色に目を奪われる。


 正直、大自然に囲まれた景色であれば、日本でも見られる場所はあるだろう。しかし、貞一はコンクリートジャングル育ち。手付かずの自然など、数えるほどしか見たことがない。そもそも、日本では山でも森でもある程度人の手が加わっている。電柱も自販機も売店も手すりさえないこの場所は、貞一にとってはとても新鮮な場所に映った。

 

 どれだけ経っただろうか。目の前の光景に食い入るように見入っていた貞一は、ある事実に気が付き冷や汗を流す。

 

 今は景色がキレイだから見ているというより、現実から目を逸らしたいがために、景色を見ている。

 

 おかしい・・・おかしいでござるよ? これはどう考えてもおかしいでござる・・・。

 

 ゆっくりゆっくりと、貞一は自分のお腹に触れる。手に返ってくる感触は、いつも通りのふっくらふかふかもっちり弾力。そのまま手を上にあげ頬に触れても、むっちりむちむちしっとり弾力。

 

 周囲を見回して見ても、見慣れない天井もなければ新しいマッマもパッパもいない。それどころか、チラチラ目に入るのは大きく前へ突き出した、たくましいお腹だけ。

 

 な・・・なんてこったい・・・! こりゃあ一体どういうことでござるか・・・!?

 

 見下ろして自分自身を眺め、貞一は確信する。

 

 この悩殺わがままボディは、まごうことなき転生前(・・・)の拙者のモノであると―――。

 

「うぉぉぉぉおおおおお!!! なぜ!! なぜでござるかゴッドよ!! なぜ『転生』ではなく『転送』なんでござるかぁぁあああ!!!」

 

 貞一は絶望する。異世界行きと言えば、転生が定番である。それも前世の地球では死んでしまっているのだ。貞一は、生き返るなら転生以外にないと思っていた。


「異世界行きって言ったら転生が定番でござるぞ!! そもそもこの顔では異世界でも到底生きやすい世界とは言えないでござるよ!! ゴッドの馬鹿!!」


 転生してイケメンに生まれ変わる予定は、無情にも砕け散った。魔物への転生でもなければ、スリムなボディになっているわけでもない。


「貴族の子供ではないでござるか? 拙者にベタ甘なマッマは? 拙者を慕ってくれる幼馴染は? 一体どこにいるでござるか・・・?」


 貞一は絶望する。不細工な顔では、いくら無双したところで華がないのだと。


 異世界転生物語でハーレムを築くには、『普通な顔』という名のイケメンでなければならないのでござる・・・。どんなに強くとも、顔がブサイクな拙者では女の子の対応が違ってくるでござる・・・。


 イケメンがピンチな女の子を救えば、『きゃっ! 素敵! 抱いて!!』となるでござる。でも拙者のようなブサイクが救えば、『あ、ありがとうございました』で終わりでござるよ!!


 何でござるかこの温度差は!! 不公平でござるよ! 転生したかったでござる!! イケメンに生まれたかったでござるよ!


 貞一は自分の顔に全く自信がない。とはいえ、30年も見てきた自分の顔だ。整形をしたいとは思わなかった。いや、顔を変えたところで、太りやすい体質で痩せにくい貞一ボディでは、お金の無駄だと思っていた。


 転生するならばブサイクを脱却できると思っていたのに・・・。


 なまじ異世界に来たことでテンションが最高潮に達していたため、少しのマイナス要素でとてつもない落差ができてしまい、絶望を感じてしまう。


 ・・・ふぅ。もち着くでござるよ拙者。よく考えるでござる。


 確かに転生はできなかったでござるよ? イケメンも貴族のご子息も、生まれながらの見た目的なチートも無いでござる。


 けれど、拙者は今! 憧れてやまなかった異世界にいるのでござる・・・! それにゴッドは言っていたでござる。拙者にチートを授けると! 拙者はブサイクでござるが、チートのあるこの異世界でなら、彼女をつくることだって夢ではないでござるよ!!


 貞一は意気込む。チートを駆使して活躍していけば、いずれ自分のことを好きになってくれる美人(ここ重要でござる)が現れるだろうと。


 ばんばん活躍して、どんどん自分の顔を売り、じゃんじゃん稼ぐ。そうしていつかは美人な嫁を貰い、のどかな隠居生活を送って見せる。


 やるでござる・・・! やってみせるでござる!! 拙者は・・・この世界で美人な嫁をゲットしてみせるでござるぞぉおおおおお!!!


 この始まりの丘で、貞一は美人な嫁を手に入れるという壮大な野望を掲げた。壮大過ぎて、地球では考えもつかなかった野望。けれど、異世界でならば、このあまりにも無謀ともいえる野望も叶うのではないかと思えてしまう。


 そうと決まれば話は早いでござる。まずは拙者の能力を把握して、使いこなすところから始めるでござるよ! 能力の把握は異世界モノのセオリーでござる!


 周囲を軽く見まわしても、近未来チックなウィンドウが出るわけでも世界の設定を詳しく教えてくれる便利な人物もいない。簡単なヒントが見つからないため、貞一はまず始めに自分の身のまわりを確認することにした。


「うーむ、格好が異世界情緒溢れる服装に変わっているのでござる」


 動物の革で作られたであろう革の靴に、麻でできているズボンとシャツ。それを覆うように、一枚のマントを羽織っている。シャツは真っ白ではなく乳白色、ズボンは少しダボ付いたカーキで、マントは焦げ茶色の落ち着いた服装だ。


 現在の気候は春真っ只中を思わせる暖かなもの。シャツ一枚でも十分過ごしやすい気温だが、夜は冷え込みそうなのでこのマントが活躍しそうだ。シャツの作りはしっかりしており、貞一のパンパンに膨らんだお腹をしっかりと覆えるくらい大きく、ボタンが耐えられず飛んでいくこともなさそうだ。


 靴も底が厚めに作られており、しっかりと足裏を守ってくれている。シンプルな服装だが、それ故欠点のない貞一の好む服装である。


「うーむ、見た感じただの服でござるねぇ。魔力でできているから丈夫です!ってわけでもなさそうでござるな。伝説のアイテム的なものも所持していないでござる」


 禍々しい杖を持っているわけでも、神々しい剣をいているわけでもない。


「まぁ、それはそうでござるよね。初めから伝説の武器を持っていても味気ないでござる。装備は自分の力で手に入れてこそでござるよ!」


 次に装備。背中には布で作られたリュックを背負っていた。さっそく背負っているリュックをおろし、中の物色を始める。


 中には大きめのパンが二つと、革でできた水筒のようなもの、それと短刀と小袋が入っていた。


 パンが入っている袋を確認するが、パン以外は何も入っていない。


「丸い形のフランスパンみたいでござるね。パサパサしてそうでござるなぁ。けど腹持ちは良さそうでござるね!」


 次に水筒を手に取り、栓を抜く。まるで理科の実験のように、手で仰いで匂いを嗅いでみるが、無臭。数滴手のひらに垂らしてみたが、無色透明。


「ただの水でござるなぁ。光り輝くポーションとかではないでござるね」


 ここまでチートアイテムは無し。残りは小袋と短剣。貞一は短剣を取り上げ、刀身を確認するため抜き放つ。


 短剣など見たこともない貞一だが、特に代わり映えのあるデザインではない。長さは30cm程度。貞一ではありあまる腹回りが邪魔をして戦闘用として使えそうにない。柄の部分には簡単な意匠が施されているが、派手すぎるわけでも呪文が彫られているわけでもなく、ただの飾り細工のようだ。


 魔法の武器という感じは一切なく、強いて言えば斬れ味が良さそうというぐらいか。切れ味がいいからと言って、岩でも金属でもバターの様に切れるようなこともなさそうだ。生肉も刺身もキレイに切れる日本の万能包丁と、さして変わらないだろう。どうやら本当にただの短剣のようだ。


「ふっ。魔力を感じぬ・・・。ただの剣でござるね・・・!」


 魔力など欠片も理解していない貞一はドヤ顔でそういうと、短剣を腰のベルトにぶら下げた。


 日本では剣など帯刀して出歩けるわけがない。だがここは異世界なのだ。剣だってきっと持ち歩ける。多分。きっと。


 ただの短剣ではあるが、"武器″を所持しているという興奮を覚え、貞一は腰にぶら下がる短剣を満足そうに眺める。


「うむうむ! 異世界っぽくなってきたでござるよ!」


 貞一は気分よく、最後に残った小袋を手に取った。重くはないが、袋の膨らみに大してずっしりとしっかりとした重みが感じられる小袋。紐をほどくと、中には貨幣が詰まっていた。


「おお! 資金まで用意してくれるとは、さすゴッドでござるな! 助かるでござる!」


 中からは5枚の硬貨と、10枚の紙幣が入っていた。


「まさか紙幣があるとは思わなかったでござるよ・・・。もしかして拙者が考えているよりも、この世界は進んでいるんでござるかね?」


硬貨は日本の硬貨と変わらないくらいしっかりした造りの物で、大きさは100円玉程度だ。見た感じサイズにばらつきはなく、模様は数字ではなく薔薇や菊のような大きな花が描かれている。


 紙幣には『10,000』という数字と城、裏面にはドラゴンが描かれている。素材もしっかりしており、模様も緻密だ。そして何より・・・


「数字が読めるでござるね・・・。たまたまという線は考えにくいでござるし、言語の方は問題ないと考えていい・・・でござるかね?」


 言語が日本語かは分からないが、そのあたりはゴッドパワーで翻訳こんにゃくされているとみてよさそうだ。


「この様子だと、日本と同じく硬貨よりも紙幣に価値がありそうでござるね。初期装備でござるし、あまり期待はしないでおくでござるか」


 この世界には、硬貨と紙幣の貨幣があることがわかったのも大きい。あとは街に行くなりすれば、自ずとそれぞれの貨幣の価値がわかってくるだろう。紙幣の絵柄にドラゴンが書かれているくらいなので、この紙幣が最低額の紙幣ということも少ないだろう。


 紙幣が10枚もあれば、ある程度は生活できるでござるよね!それに、お金もなければ街へ行っても悲しい思いをするだけでござるし、入場税が必要かもしれないでござるしね。


 服装の確認、リュックの中身を物色し終えた貞一は、とうとうあれ(・・)の確認を行うことにした。


 あれとは何か。

 そう、ステータスである。


 自分の能力を数値として把握することができたり、自分が持つスキルの詳細を確認するための定番だ。


「ふむ。いくでござるよ・・・。ステータス オープンッ!!」


 声高らかに、貞一はステータスを開くための合言葉を叫ぶ。


「・・・」


 しかし、何も起きない。心地よい春の風が足元の草花を凪ぐだけだ。


「むむ。こっちではなかったでござったか・・・。いでよ!! ステータスッ!!」


 先ほどと若干異なる言葉を叫ぶが、結果は同じ。目の前を小さい虫が通過するのがはっきり見えるほど、目の前の景色は良好だ。


「あー、なるほどなるほど。このパターンでござるね。ステータス無い系のパターンでござるね。完全に理解したでござるよ」


 なにか得心したようにうなずきながら、しかし貞一はポージングや言葉を微妙に変え、ステータスを何とか表示しようとする。


 だが、当然何も出てくることはない。草っぱらの中で変な小躍りしている気持ち悪いブサイクが、そこにいるだけだ。


「な、なら気を取り直して。こっちでいくでござるよ」


 一通り試して無理だということを理解した貞一は、次に腰のベルトに引っかけていた短剣を手に取った。


「鑑定でござる」


 鑑定スキル。

 対象の物が何であるのか説明をしてくれるスキルだ。ゲームのアイテムのように説明文が表示され、効果や使い方を教えてくれる。また、物だけでなく、人に使えばその人のステータスが覗き見れたりする場合もある。


「鑑定! 鑑定でござるよ! おーい!!」


 しかし、こちらもステータス同様、うんともすんともいわない。近未来チックなポップアップが表示されるでもなければ、脳に直接情報が送られることもない。景色の良い丘で剣に向かってブツブツつぶやく気持ち悪いブサイクが、そこにいるだけだ。


「ままま、まぁ? これは想定のは、範囲以内でござるよ。まだ大丈夫。もち着くでござるよ」


 貞一は震える手で何とか短剣を腰のベルトに引っかけ、落ち着くように深呼吸をする。


 ここまでは、言わば前座。ステータスも鑑定もどちらも有用なスキルではあるが、本命は違う。


 貞一が最後の最後まで確認するのを取っておいた大本命は、魔法。そう、魔法である。


 ゴッドは言った。

『世界最高クラスの素質は授けよう』


 ここは異世界でござる。異世界で世界最高クラスの素質なんて一つに決まっているでござるよ!! 魔法しかないでござる!!


 自分から強大な力の奔流を感じているわけではないが、そこはかとなく力の片鱗は感じられた。今までにない感覚器官が追加されたような。それでいて違和感はなく馴染んでいる。そんな感覚だ。その何とも言えない感覚に、貞一は否が応にも期待せずにはいられない。


 右手は前に突き出し手のひらを広げ、左手でその右手の手首を掴んで支える。脚は肩幅に広げ腰を落とし、重心を下げることで衝撃に備える。


 その姿はどこからどう見ても、手のひらから魔法を発動する魔法使いのそれだ。


「い、いくでござるよ! ファイア―――」


 ファイアボールと唱える直前、貞一は思いとどまる。貞一のいる場所は小高い丘とはいえ、周囲には草が生い茂っている。もしそれに引火してしまえば、貞一は焼き豚となってしまうだろう。万が一難を逃れたとしても、火事を起こした犯人として捕まってしまうかもしれない。


 初めて唱える魔法なのだ。もしかしたらチート補正で極大魔法的なものが発動しないとも限らないのだ。むしろ発動してしかるべきだろう。用心はこして損はない。


「危なかったでござるよ。途中で止めた拙者、ナイスでござる。冷静でござるぞ。クレバーでござる」


 額に浮いた汗をぬぐい、貞一は再度同じポーズをとる。次は火系の魔法ではなく、水系の魔法を唱えると決め、貞一は集中する。


 貞一には明確なイメージができていた。漫画やゲームに囲まれて育った貞一にかかれば、ウォーターボールの一つや二つイメージすることなど造作もないのだ。


「―――今でござる!! ウォーターボールッ!!」


 完璧なウォーターボールのイメージを行い、貞一は魔法名を高らかに叫ぶ。手には水滴が付き、何かがすぅっとなくなるような感覚がめぐる。


 いや、語弊がある。言い換えよう。数秒後・・・、手には冷や汗で水滴が付き、全身には最悪を想像して血の気がすぅっとなくなるような感覚がめぐる、だ。


「あ、あれ? 不発でござるか??」


 きょどきょどと手のひらや周囲を確認するが、何も変化はない。


「あ、あっれー? おかしいでござるなー! 呪文間違えちゃったでござるのかなー!?」


 その後何度も呪文を繰り返すが、超常の力は一かけらも姿を現さない。まるで思春期の中二病疾患者のように、意味のない言葉を叫んでいるだけである。


「アクアボール! スプラッシュカッター! ウォーターストーム!!」


 叫べども叫べども、魔法は発動しない。魔力が減った感覚も、超常の力も、一向に起きる気配はなかった。


「我は理を理解せしめる者なり! 荒れ狂う激流よ! 水神の加護よ! 我に力を与えたまえ!! ウォーターボール!!!」


 ・・・・・・。


 沈黙が場を支配する。


 ・・・まずいでござる。いや、さすがにそれはないんじゃないでござるか・・・? だってほら、世界最高クラスの素質でござるよ?


 久しぶりに叫んだために若干喉を傷めた貞一は、現状を分析しようとする。しかし、頭では理解していても心がそれを拒否する。


 何度自分の中で議論を重ねただろう。ああでもないこうでもないと、時折ポーズを変えてみたり、叫ぶ呪文を変えてみた。考えうるあらゆる魔法使いっぽいことはすべて試したが、何も起こらないということだけは変わらない。


 貞一は白粉おしろいでも塗りたくったように顔面を蒼白に変え、その場に崩れ落ちる。その絶望感は、転生できなかった時のものよりも圧倒的に大きい。


「ま、魔法が使えない・・・だとッ・・・!?」


 目の前が真っ暗に染まり、崩れ落ちた体勢から起き上がることができない。


 ゴ、ゴッドは言ったでござる。『世界最高クラスの素質は授けよう』と。


 この素質というのは、つまり・・・つまり魔法的なチートではないのでござるか・・・?


 ゴッドは魔法の素質だとは一言も告げていなかった。もしかしたら世界最高クラスの職人や料理人などの素質かも知れない。


 だが、貞一は確かに感じるのだ。今までになかった不思議な力の存在を。その力を感じ取れる第六感とも呼べる新たな感覚器官を。けれど、貞一が行使しようとした魔法はことごとく不発に終わり、不思議な力が反応する兆しは見られない。


「この感覚は気のせいでござるのか? 異世界に来たと、テンションが上がった結果の妄想だとでも言うのでござるか・・・?」


 貞一は悲壮感たっぷりに仮説を立てるが、それに答える者はどこにもいない。ここは異世界であり、周囲には人工物すらない丘の上。そんな場所で貞一は、転生の件に続き再び絶望を噛み締めていた。


 どうして自分はこうも上手くいかないのかと。


 二度目の絶望。


 二度あることは三度ある。三度もあれば何度もある。貞一の絶望は、まだ始まったばかりであった。

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