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300文字小説  作者: 学無
6/8

おーさま、だーれだ

いまの政治ってこんな感じなのかな、と浅慮ながら思う小市民でした。

「んじゃ、いくぜ? おーさま、だーれだ」

……。


…………あれ?


………………おーい。


そっか。いないのか王様。そうかそう――いや、待て待て! 誰だよっ? 隠してないで王様なれよ! 俺? 俺は違うよ! いいか? もう一度言うぞ? せーのっ、


「おーさま、だーれだ」

……誰も名乗りあげない。それどころか、

『……』

お互いに相手の事を牽制している。なんだよ。周囲の目なんて一蹴すればいい。やりたい放題だ。指図し放題。世界は俺様が回す……すんません、調子こきました。


「はあ、もしかしたら手違いか。回収するから目つぶれ」


そうして回収した割り箸全てに赤い印があった。


「なら俺が王様な」

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