9、ゴブリン将軍
「最初から、ガンガン行きますよ、みんな!勝ったらおいしいご飯が食べられますよ!!」
ディレイが士気が上がるとも思えない、微妙なセリフと共に旗を光らせ振りかざす
≪ディレイの操旗術、作戦指揮が発動しました≫
というログと共に三人の身体にエフェクトが現れ全ステータスを強化する
と同時に突然現れて、かなり目立つ行動をしたディレイにゴブリン将軍が突っ込んでくる
今まで戦闘していたはずの、ユーのことは忘れたかのように
「挑発の効果も載せましたが少し強すぎましたね、ですがおかげでかなり思考が蒸発していそうです
儲け物ですね、ルナル防御は任せましたよ」
「わかってるよ!!くーーーきっつ」
あらかじめディレイの前に立っていたた起こりめ防御は間に合ったが、体力が三割も削られる
「そして、その考えなしの行動が裏目にでる」
「そおぅらよっと!!」
無視されたユーが追いついて将軍の横っ腹に会心の一撃を入れる
先ほどまで二割ほどしか削れていなかった将軍の体力が残り六割のゾーンまではいる
「_____!!」
更に今まで気配を消して機会をうかがっていたシーが追撃を駆ける
意識外からの会心の一撃と、スキル奇襲によって更に大ダメージを与え
残り一割を切る
『グォオオオオオおおおおおおお』
「残り一割です、早々にとどめを!!」
「いわれる前からやってる!!」
「こいつ、まさか咆哮中は無敵?」
「ルナル!魔法を!」
ダメもとでと指示をだしたディレイの声に反応し
「ライトスピア!!」
最速で出せるまほうをたたき込む
残り僅かだった将軍の体力が少し減る
「一斉掃射!!!」
「ブラッドランス!!」「ライトスピア」×5「魔刺!」
「俺は魔法使えないから頑張れ!!」
「それでいいのか。アコライト!」
将軍の長い咆哮終了寸前に体力を削り切ることに成功する
『ぎゅおおおううう____』ドスン_
「我らの勝利です」
「はー疲れた・・・・」
「意外と簡単に終わりましたね?」
「そうだな、まあ序盤だし俺らが相性良かったのかもしれん」
「パーティーもバランス取れてるしな」
「ほんとに取れてますかね?」
「えーと、旗使いの指揮官だろ?、護り重視の魔法も使える騎士だろ?
爆走ランサーだろ?」
「爆走ランサーってお前だって、殴りアコライトじゃんしかも魔法一切使えないときたもんだ」
「今考えるとこのパーティーよく今まで全滅してないね」
「まあ、俺とシーはひたすら殴るし」
「被ダメしても大体ルナルとディレイで回復できるからな」
「というか、ディレイが優秀すぎるんだよね、回復もできて味方強化もできる
更に遠距離体制もあるんでしょ?一応近接もできないことはないみたいだし」
「でも、私の本量が発揮されるのは大規模集団戦ですよ私のバフが全員に飛んで
凄いことになります」
「バフと言えば、開幕のあれひどくね?」
「ああ、あれですかちょうど開幕時の掛け声のスタックがなかったんですよね
貴方たちなら、あれで本気、だすでしょ?」
「まあ、出すな」「出しちゃうよなぁ」「僕も出ちゃうね」
「素直でよろしい、最近料理スキルも取りましたから期待していいですよ
粗方素材は集め終わりましたし、この先をみたら帰りましょうか」
「そうだね」
「ここってさーゴブリンの巣なんだよなー?」
「今さらどうしたんだ?当たり前じゃん」
「だってなーゴブリンの巣って言ったらあれじゃん」
「二人ともそれ以上言ったら、大変なことになるのでそこらへんにしておいてください」
おうふ・・・いつになく高圧的だ
「お、おう」「うむ」
「ということでルナル確認してきて下さい」
「なんで僕!?」
「一番人畜無害そうなので」
「どういうこと!?多分自分が行きたくないだけだよねえ!?」
「ばれましたか、私そこの二人と違ってそう言うのはちょっと・・・うっ・・・」
「え、ええ・・・まっとうな反応なんだろうけどなんか腑に落ちない」
「ルナルは弱っているか弱い乙女を凄惨な現場に行けというのですか・・・
鬼畜です・・・よよよ」
「しゃれに、なってないから!、その姿で言われると洒落になってないから!
もうわかったよ、僕がいくよ」
しぶしぶ行くことにする、僕もあんまり得意じゃないんだよなぁ、あんまり得意な人の方が
少ないと思うけど
「・・・・・」
まずは先に続いている道の臭いをかいでみる
うへえ、凄まじい汚臭がするんだけど・・・はあ仕方ない・・・・・・
「いやーこれで一件落着ですね」
「はあ、つかれたひたすらにつかれたよ」
結果を先に言うと連れ去られていた女性はいた、もうすでにこと切れている女性もいたが
まだ息をしている女性もいた
そんな女性たちを馬車に乗せ今まさにギルドに送り出したところだ
後のことはギルドが勝手にやってくれるだろう、はあ疲れた
流石に全年齢番だから直接的なものはなかったけど、腐臭が凄まじかった
「もうゴブリンの巣は来ないからね!」
「珍しいな、ルナルがここまで主張するのは」
「まあ、わからんでもないけど」
「ほんとにいいのですか?今回だけでこのぐらい報酬が手に入ったのですけど」
ディレイが依頼書を見せて来る、なになに
いち、じゅう、ひゃく、せん、まん、ひゃ、くまんですと?
「ほんとにこんなに、おいしいクエスト放置でいいのですか?
このエリアインスタントなので他プレイヤーと奪い合いになることありませんよ?」
「くっ・・・」
「流石、口が回るな我らが軍師様は」
「軍師はなんかアレなのでせめて旗姫にしてください」
「しっかし、このクエスト報酬おいしすぎんか?」
「まあ、この額なのは初回だけで次からは半額ですよ」
「なっいままでの、攻防戦のいみは?」
「愉悦ですね完全に私の」
「くっ・・・・いっそ殺せ」
「まさかのくっころ!?」
「嬉しくないですねー」




