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終ノ少女  作者: 終花みずき
勝負と異変 ~夏の武術大会~
69/146

第69話

昨日更新予定でしたが、一身上の都合で更新できませんでした 申し訳ありません


自分のブログ「フィーネ×ノベル×etc...」の以下のページより転載↓

http://blogs.yahoo.co.jp/fine_novels/65084814.html

 祠にやってきた私とリィーネ。

「……特になにもおこってないみたいだけど」

「流石に外ではわかりませんよ。内部的な異常です」

「ふむ……まぁいいわ。行きましょ」

 中に入ると、異常さはすぐわかった。

 明らかに空気が淀んでいる。それになんかうめき声も聞こえる……。

「これは……相当な異常事態ね」

「三層を解放してからしばらくなにもなかったんですが、今日いきなり」

「元凶の場所はわかってるの?」

「第三層の最奥です」

「前にあなたたちと雷の魔物を倒した場所ね。でもどうして? 今まで一度倒した最奥の魔物が再び、しかも別のが現れるなんてなかったのに」

「それがわかってたらいきなり呼び出したりしませんよ」

「だよねぇ」

 2人で一層、二層と降りていく。

「……ほんと、昇降機的なものはないわけ?」

「そんなの祠に聞いてください」

「そーですか」

 そして三層。

「うっ……」

 淀んだ空気……いや、「瘴気」はかなり濃くなっていた。

 ここに元凶がいるのは間違えなさそうだ。

「ところで……私とあなただけでなんとかなるような相手なの?」

「正直、わかんないです」

「ちょっと……」

「最低でも偵察できればと」

「偵察で私を呼ばないでよ!」

「先輩がいれば何か起きると思ったんですもん!」

「気持ちはわかるけどこっちは武術大会の日だったのよ!」

「先輩しか頼るに頼れないんですもん!」

「ああもう……」

 ここで言い合っててもしょうがない。

 とりあえず様子だけでも見に行くか……。


 フィーネとリィーネを追って第一校庭から出てきたシオンとクリーミネ。

「どこへ向かうんですの?」

「なんとなく行き先の検討はついている。黙ってろ」

「もう、愛想悪いですわね……」

「他人に愛想よくする意味なんてない。そもそも、お前たちは私らに宣戦布告したんだろ? いわば敵だ。敵に愛想よくするか?」

「うっ……」

 シオンにまくしたてられ、タジタジのクリーミネ。

 実はあまりしゃべるのは得意ではない。

「おい、そこの2人」

 と、突然誰かに呼び止められた。

「はい……? あっ、教頭先生……」

「今日は大会の日だろう? こんなところで何をしている」

「あ、えっと……」

「出番がまだなんで、ちょっと友達と最後の調整をしようと思いまして」

 クリーミネが言い訳に詰まっていると、シオンがしれっとそんなことを言う。

「ほう……? しかしわざわざこんなところまで来る必要はあるのかい?」

「実は、相手が中等部からの因縁の相手でして……。ぎりぎりまで手の内は見せないようにしたいんです」

「おお、そうかそうか。まぁ自分の番に遅れないように頑張ってくれたまえ」

「はいっ!」

「…………」

 こうして教頭先生は去って行った。

「はぁあああああああ……」

「あなた、よくもまぁ」

「うっさい、さっきのことを今すぐ忘れないと殺す」

「そんな無茶ですわ……」

 その後お互い無言で歩き、辿り着いたのは祠。

「ここは……?」

「……やっぱりつい最近誰かが来た跡がある。ん?」

「どうしたのですか?」

「……いや、何でもない」

「そうですか。まぁいいですわ。それで、この後は……?」

「なぁクリーミネ」

「はい?」

「ここで剣術の大会やらないか?」


今後の作品・ストーリーの参考にしたいので、感想・意見等あれば是非お願いします!


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