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終ノ少女  作者: 終花みずき
荒ブル神ノ夢
40/146

第40話?

自分のブログ「フィーネ×ノベル×etc...」の以下のページより転載↓

http://blogs.yahoo.co.jp/fine_novels/64906538.html

 とある世界のとある時代。

 突如として現れた謎の生物に、人は成されるがままにされていた。

 人はそれを、人間が敵わないことから神、「荒ぶる神」と呼んだ。

 しかし数年後。研究者たちの手によって、ついに太刀打ちできる武器の制作に成功した。

 そして、それを扱う特殊部隊の中でも更に特殊、一部の人間にしか扱えない新型武装で荒ぶる神に立ち向かう部隊に、私は配属された。

 荒ぶる神は、生物、無機物問わず、いろいろな形をしていた。時には古い人間の武装を模したものもいた。

 しかし、先輩たちと協力しそのすべてを退けていく。

 時には怪我することもあったが、新型武装には自然治癒を促進する効力もあるようで、大したことなかった。


 私が入ってひと月後、後輩が入ってきた。

 私とそれほど歳も変わらず、そんなに日数差もなかったので、特に仲良くなった。

 一緒に行動する事も多く、先輩たちからからかわれたりもした。

 それでも、この苦しい世界の中で、楽しく過ごせた。


 そんな中、突如として「黒い雨」が降るようになった。

 成分不明の謎の雨。ただわかることは、浴びたら致死率100%ということだけ。

 なんとか特殊加工のレインコートで防ぐことはできた。

 だが、荒ぶる神には影響なし。それどころか、むしろ活性化しているようだ。

 こんな状態では万が一襲われたらひとたまりもない。

 しかし、不幸は突然訪れる。

 住宅街の一部が雨の中襲われたのだ。しかも、その住宅街には後輩の実家があった。

 後輩はレインコートを来て、一人向かってしまった。

 私も追おうとしたが、リーダーの先輩に止められた。


 後輩が死んだという知らせを聞いたのは、それから少しあとだった。

 悲しみに暮れ、私は自室に引きこもった。

 だけど、リーダーが必死に説得してくれて、立ち直ることができた。

 後輩の為に、この世界に平和をもたらすためにも。

 それから私は必死に頑張った。全ての「敵」を殲滅するために。


 さらに数日後。突然リーダーが行方不明になった。

 仲間と共に必死に探した結果、リーダーは組織のトップと共謀し、荒ぶる神を全滅させる作戦を秘密裏に立てていたのだ。

 それだけ聞くと聞こえはいいが、その作戦によって選ばれた人間以外も共に死滅する。さらに、リーダーが「鍵」になっていて、彼は犠牲となる。

 そんなことが許されるわけがない。

 組織のトップに私たちも生き残る方にしてやると言われたが、全員でそれを拒否。

 なんとかリーダーに思いとどまるよう説得するも、一切聞いてくれなかった。


 そして、作戦決行日。

 最期の時を覚悟した私たち。

しかし、作戦は失敗、リーダーはとても生き物とは思えない「化け物」へと姿を変貌させる。

 このままではこの付近が危ない。

 私たちは決心し、リーダーが変貌した化け物を倒す事にした。

 仲間を2人も失うことになるが……覚悟した。


 死闘の末、私たちは勝利した。

 リーダーはそのまま戻ることはなかった。

 だが、なんの作用か、荒ぶる神の数は減り、黒い雨も降らなくなった。

 しかし、まだ残っている。

 そのすべてを倒し、平和を取り戻すまで……私たちの戦いは終わらない。




― ナカマノシヲノリコエ

  ミライヲツカムタメニタタカイヲエランダ『キュウセイシュ』ニ

    アラタナチカラヲアタエヨウ…… ―




「はっ!?」

 気が付くと、保健室のベッドの上。先月と同じだ。

 しかし、今回はなんだかあまり気分のいいものではない。

 仲間が死ぬなんて……絶対に認めない。

「あ、フィーネちゃん起きた?」

「うん……」

「どうしたの?」

「ちょっと、変な夢見た」

「そっか……」

 メーノは、それ以上詮索しなかった。

 気遣ってくれたんだろう。長い付き合いだしね。

「先生やみんなは?」

「あ、起きたら連絡するように言われてるんだった。みんなはもう寮に帰ったよ。もう遅いし、明日また元気な顔見せてあげよ」

「む……もう22時か」

 保健室の時計を見て時間を確認。

「最近全然ゲーム出来てないなぁ……」

「まだ夏休みまでにはちょっと日にちあるね」

「はぁ……詰みゲーが溜まっていく……」

「もう、いきなり倒れたのにそんな心配……って言っても無駄か。ゲーム大好きだもんね」

「よくわかってるじゃないか、親友よ」

「……頭でも打った? もうちょっと寝てる?」

 笑ってない笑顔でメーノが迫ってくる。こわ……。

「ゴメンナサイ」

 素直に謝っておこう。

 多分、気丈に振舞ってるけど先月同様倒れてから起きるまで心配で泣きそうだったはずだしね。


今後の作品・ストーリーの参考にしたいので、感想・意見等あれば是非お願いします!


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