PR 座席。 最後の声。 作者: caem 掲載日:2024/09/11 あなたに向けて 最後の声を 伝えたくて書いたの 遺書というより ポエムにして エッセイにしてね 実はさびしくて 実は悲しくて もうすぐ逝きます あなたに向けて 最後の声を 伝えたくて書いたよ 「ご家族を呼んでください」 余命わずからしくって どんどん声が掠れていく ただ寝室で横たわってる もう ペンも握れやしない 日記すら書けなくなる ゆっくりと目を閉じている 鼓動が鳴り止もうとする 瞳のうらには残されたあかりと わずかな温もりだけがあった