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3/3

チートなステータスで、ギルド長にスカウトされた



 知らない場所についてから、はや数時間。私は、小さな町にいた。トーニの後をついていったら、何故かここにいたのだ。何故こんなところに案内したかも、そもそもどうして町への道を知っていたかわからない。


 トーニはすでに我はもうなにもしない見たいな表情で私の肩の上でうつらうつらしている。正直、かなり重いから降りてほしいけれど可愛いから許す。


 まあ、ここでトーニと戯れていても何にもならないのでとりあえず、周りの人に話を聞いてみよう。


 そこにいる、冒険者っぽいおじさんにここがどこかだけでも聞いてみよう。


「ごめんなさい、ちょっとだけお話を聞いてもよろしいでしょうか?」


「なんだ、嬢ちゃん。その様子を見るに、ここらの人間じゃあなさそうだが。」


 うぉ、こんなしゃべり方をする人を初めて見た。


「ここはどこなのですか?森の中で迷子になってしまったので…」


「迷子!?迷子だって?どうして迷子なんかになってしまったんだ?ナビゲーション魔法は使わなかったのかい?」


 …ナビゲーション魔法?そんなものは現実世界に存在しない。このおじさん、スマホの事を魔法の器具か何かと勘違いしている系の人間か?


 それとも、本当にここが異世界だったりとか…その二つの可能性が濃厚だな。


「なんだ?そんなに黙りこくって。嬢ちゃん、そういえば魔法書はないのか」


「魔法書?」


 魔法書ってなに?本当におじさん三次元と二次元の区別つかない系の人?と、心の中で失礼きわまりないことを言ってしまうほど私は混乱した。


「ほら、そのバックの中に入れてないのか?」


 私はそんなもの持ってない。それを言葉に発するのが面倒くさかったので無言でバックの中を漁った。やっぱり中には財布と、本を借りるためのカードと、さっきの本しか入ってない。


 ん?もしかして、さっきの本がその魔法書とやらだったりしないだろうか?でもさっきは、白紙だったしな…


 調べてみる価値はありそうだ。開いてみることにした。


「あ、やっぱりあるじゃんか。ちょっと俺も中身を見させてもらうぞ。」


 おじさんがのぞき込んでくる。そんなの気にせずに本の一頁目を開けると、ステータスという文字が目に飛び込んできた。


ーー


ステータス


職業:なし               

                    

属性:植物               

                   

MP:5000                

                    

HP:20000+


ーー


 なんか、桁がおかしい気がする。いや、白紙だった紙にいつの間にか文字がかかれていて、ステータス?が書いてあったこともおかしいと思う。けれど、+ってなに?5000ってなに?20000ってなに?


 普通のRPGではあり得ない桁な気がする。まあ、夢だからおかしいのかな。あまり気にしないだろう。


 とりあえず、おじさんの方へ視線を移した。すると、口をあんぐりしていた。そりゃ、当然の反応だよな。


「嬢ちゃん…どうしてこんな高ステータスをもっているんだ?嬢ちゃん、今すぐにギルドに冒険者登録しないか!?俺は、ギルド長をやっているんだが今ならすぐに冒険者として活躍させてあげられる。頼むよ」


 うわー…ほら、これ良くライトノベルにある展開だよ…正直、私は猫とのんびり暮らせればそれで良いし、興味はないんだけどな。


 というかそもそも家に帰りたいから夢から覚めたい。でも、もしも夢じゃなかったとしたら?少なくともここで暮らすことになる。衣住食はどうする?


 少なくとも、お金は必要になると思う。けれど、職がなかったら私はどうやって生きていけばいいのだろう?


 とりあえず、やばそうだったら逃げれば良いか。という事で了承することにした。


「わかりました」


「おぉ!ありがとう」


 そういって喜ぶおじさんの後を私はついていくいった。トーニが、みゃーと一言鳴いた。

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