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縛られた大空  作者: SigmA
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イカロスの翼

まず僕達はこの研究所の秘密から探ることにした

この研究所の正体が分かれば自ずと空のこともわかってくるだろうというクロエのアイデアに賛同したからだ…

『リーダーの私は研究所を探検するから、2人は図書館で研究所のことを調べて』

『クロエ一人で大丈夫か?』

『そうだよ!危ないよ』

『大丈夫大丈夫!生まれた時からいる場所だよ?そんなに心配しなくても』

そうクロエは笑いながら僕達に言った

『それならいいだけど…』

『そんなことより早く行かないと図書館しまっちゃうよ?』

『ほんとだ!行こうネル』

『あっ待ってよ〜 クロエ、気をつけてね』

クロエと別れた僕達は図書館に向かった

『さぁて…2人も行ったことだし…張り切って調べますか…』

そうしてクロエも歩き出した…


図書館に置いてある本の数はおよそ2万冊

決して多くは無いが研究所の子供達には十分な量であった…

図書館に入ろうとした時、アイルさんと出くわした

『あら、2人ともどうしたの?』

『アイルさん!まだ図書館って入れるよね?』

『ええ…でもどうしたの何か用?』

『ちょっとね』

『そう…』

アイルさんと別れた僕達はすぐに研究所に関する本を探した

しかし、そう簡単に見つかるわけもなく、2人は諦めかけていた

『無いな…』

『どうしよう…クロエは頑張ってるのに…私達はなにもできないの…』

『諦めるなよ 探せば見つかるって… ん?なんだこれ?』

それは本というよりも新聞のような一枚の髪が古書置場のところに挟まっていた

『なにこれ?紙?』

『なになに…なんだこれ?男の人に羽が生えてる…』

『ねぇねぇ!似たようなのがこっちにもあるよ!』

『本当か⁉︎』

今度のは百科事典置場の一番下に置いてあった

『今度のは太陽か…ん?何か書いてあるな…

『貸して!3/2?3分の2ってことかな?』

『ってことは後一枚あるってことか…』

2人はその紙を探した…そして…

『あった!最後の一枚だ!』

『やった!』

『なんだこれ…なんなんだよ…』

最後の一枚には一枚目に描かれていた男が地面叩きつけられ死んでいる絵が描いてあった…

『なにこれ…気持ち悪い…』

『この絵は何か関係あるのか…とりあえずこれは持って帰ってクロエに見せよう!』

『そうだね…』


部屋に戻った2人はクロエの帰りを待っていた…

『クロエ遅いね…何かあったのかな…』

『心配すんなって大丈夫だよ』

そこに顔を真っ青にさせたクロエが帰ってきた…

『どうしたんだ⁉︎』

『私たちは知ってはいけないことを知ってしまったのかもしれない…』

『どういう意味だよ⁉︎』

『これを見て…』

そう言ってクロエは1枚の写真を出した…それは図書館で見た3枚の絵を組み合わせたものだった…

『この絵が研究所の地下の天井にでかでかと

描かれていた…』

『この絵…図書館にもあったよ…』

僕はクロエに3枚の紙を見せた…

『やっぱりここはイカロスの翼に関係しているのか…』

『イカロスの翼?』

『ギリシャ神話の1つだよ…聞いたことない?翼を持った男が太陽に近づき過ぎて翼をやから地面に落ちる話…』

何処かで聞いたことのある話であった…

『イカロスの翼と研究所…何か関係しているのか…』

3人は焦りをにじませながら深く考えるのであった…

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