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ツバメ夫婦のボヤキ  作者: リンダ


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16/45

まさか、ツバスケ釣られる?

ツバスケ:「ひゃ〜〜、やっぱり真夏は小川に限るな!水浴び最高や〜!」

(パシャパシャと優雅に水浴び)


──その時だった。


ヒュンッ……ピチャッ!


釣り人:「おっしゃ、今日こそ大物釣ったるばい!」


ツバスケ:「ん?……あれ、なんか嘴に……」


ガツンッ!!!


ツバスケ:「ぎゃあああああ!!嘴にルアーひっかかったぁぁぁ!!!」


釣り人:「おお!?かかった!!でっけぇエビや!!」


ツバスケ:「エビちゃうわぁぁあああ!!鳥や!ツバメや!!」


グイッ、グイグイッ!!(釣り人、必死にリールを巻く)


ツバスケ:「やめろぉぉぉぉ!!俺は高級食材やない!飛ぶ生き物やぁぁぁ!!」


──巣から駆けつけるツバコとつばみん。


ツバコ:「ちょっとアンタ!?嘴に釣り針ぶら下げて何しとんの!?」


つばみん:「おとーさん、完全にブラックバス枠やん!!」


ツバスケ:「助けろぉぉ!!このままやと俺、刺身盛り合わせの仲間入りやぁぁ!!」


ツバコ:「待って!釣り人さん!その鳥、リリース対象!!食用禁止やで!!」


釣り人:「えっ!?ツバメ!?……そ、そげなもん釣れるか普通!?」


──慌てて糸を切る釣り人。ようやく解放されたツバスケ。


ツバスケ:「はぁはぁ……死ぬか思た……。嘴は痛いし、心はもっと痛いわ……」


つばみん:「お父さん、今日から“エビ男爵”って呼んでいい?」


ツバコ:「いや、カニの次はエビて……もう海鮮カテゴリー入りやん……」


──そしてまたもやSNSにバズる。


#嘴にルアー事件

#釣り人も二度見

#エビに間違われたツバメ


ツバスケ:「……俺の夏、ほんまに休ませてもらえへんなぁ……」


つばみん:「次は絶対イカやな!」


ツバスケ:「もう寿司ネタシリーズやめろぉぉぉ!」



【ツバスケ、初めてのツバメ専用病院の巻】


──嘴にルアーが引っかかり、痛みに耐えきれなくなったツバスケ。


ツバコ:「もう!アンタ、嘴腫れ上がっとるやん!病院行くで!」

つばみん:「お父さん、初めての“ツバメ病院デビュー”やね!」


ツバスケ:「えぇぇ!?俺、病院なんて行ったことないぞ!?」


──連れて来られたのは、“ツバメ専用クリニック《スワローズメディカル》”。

待合室には、翼を吊ってるツバメ、尾羽に湿布貼ってるツバメ、みんなお世話になっている常連客。


ツバスケ:「うわぁ……ここ、鳥だらけやん……。しかも全員ケガ自慢大会しよる……」

待合ツバメA:「この前な、電線に止まっとったらカラスにケツ突かれてな!」

待合ツバメB:「おれなんか、スズメに“お前短足やな”言われて心の傷がまだ……」


ツバスケ:「身体の傷かと思ったらメンタルかーい!!」


──やがて診察室へ。


医者ツバメ(白衣姿):「はい次の方〜。……って、ツバスケさん!?あなた初めてやね。どないしたん?」

ツバスケ:「先生、俺はただ水浴びしてただけなんや……。そしたら、釣り人にエビと間違われて……嘴にルアーがガッツリ……」

医者ツバメ:「……は?エビ?……ツバメが?」


ツバコ:「ほんまなんです!この通り、まだ赤く腫れてて……」

つばみん:「しかも去年はサワガニに挟まれてます!」

医者ツバメ:「……あんた、川で何やっとるんや……?」


──診察開始。


医者ツバメ:「ふむふむ……ちょっと腫れてるけど、幸い骨折はしてないな。薬塗って包帯しとこか」

ツバスケ:「嘴に包帯て……歌舞伎役者かミイラ男みたいやん……」

つばみん:「あ!お父さん、“しゃべれん芸”できるやん!」

ツバコ:「これで少しは静かになるわ……」


──そして会計時。


受付ツバメ:「本日のお会計は……魚介類割引で300円です」

ツバスケ:「魚介類扱いされとるーーー!!!」


──帰宅後。


ツバスケ:「ふぅ……初めての病院、緊張したわ……」

ツバコ:「アンタね、ほんま毎年事件起こして……」

つばみん:「次は絶対“イカ”でしょ!?」

ツバスケ:「もう寿司屋のネタシリーズやめてぇぇぇ!!」


SNSトレンド:

#ツバメ初診

#嘴包帯芸

#エビから患者へ



【夏祭り!かき氷チャレンジの巻】


嘴を包帯でぐるぐる巻きにしたツバスケ。

見た目はもはや「嘴ミイラ」状態。


ツバスケ:「はぁ〜。病院で手当てはしてもろたけど、まだ痛むわ……」

ツバコ:「もう大人しくしときって!」

つばみん:「あ!今日は町内の夏祭りやん!行こう行こう〜!」


──やってきたのは、提灯がずらりと並ぶ夏祭り会場。

屋台の前に立つツバメ一家。


つばみん:「わぁ〜!わたあめ!りんご飴!かき氷!!」

ツバコ:「あんた、食べすぎ禁止やで!」

ツバスケ:「お、かき氷か!俺の嘴に冷たさが沁みるかもしれん……」


──挑戦したのは“かき氷全シロップMIXチャレンジ”!

イチゴ、メロン、ブルーハワイ、レモン、コーラ、抹茶……虹色に輝く謎のかき氷。


つばみん:「お父さん、それ完全に実験失敗した薬みたいになってるけど……」

ツバスケ:「いや、こういうのは勢いや!男は黙って全部乗せや!!」


ガリッ……ガリガリガリッ……!!


ツバスケ:「うっま!ひゃっ……ぎゃああああああああ!!!」


──脳天直撃!!頭キーーーン!!


ツバスケ:「ああああああ!!脳みそ凍ったぁぁ!!氷の世界やぁぁぁ!!!」

ツバコ:「何大げさ言ってんのよ!落ち着きぃ!!」

つばみん:「お父さん、氷河期のツバメみたいになってる!!」


──その場に倒れ込むツバスケ。頭を押さえて転げ回る姿は、まるで盆踊り。


周囲の人々:「えっ!?あのツバメ、踊ってる!?」「新しい余興か!?」

祭り司会:「はい!ただいま臨時イベント!“ツバメの頭キーン盆踊り”!」


──会場、大盛り上がり。


つばみん:「お父さん、みんな踊り始めたで!」

ツバコ:「アンタ……どこまで恥さらす気?」


ツバスケ:「(頭押さえながら)……俺の夏は……何でいつも試練ばっかりやねん……」


──そしてSNSにはまたもや拡散。


#かき氷地獄

#頭キーン盆踊り

#祭りを救ったツバメ


ツバスケ:「……全国ネットで、また俺の醜態が……」

ツバコ:「いいやん、芸人より仕事してるで」

つばみん:「来年はタコ焼きチャレンジやな!」

ツバスケ:「もう寿司ネタに続いて屋台シリーズまでやめてぇぇぇ!!」




尾羽やけど事件・ツバスケ病院編


夏の夜、町内の花火大会。

ツバスケは「今年こそ平和に花火を楽しむぞ」と意気込んでいた……はずだった。


ドーン! パチパチパチッ!


「おお、夜空に咲く芸術やぁ……」


──その瞬間、空中からポトリ。

燃えカスが尾羽に直撃!


「ぎゃああああああ!!尾羽が燃えとるぅぅぅ!!!」


尾羽がボワッと炎をあげるツバスケ。

後ろでツバコとつばみんが絶叫。


つばみん:「お父さん!燃えとるーー!!」

ツバコ:「また病院行きやんけ!あんたほんま学習せんのね!!」


ツバスケ、慌てて川に突っ込む。水にジャボン!

「フゥ……尾羽、助かった……でも熱い熱い熱い!!」


羽から湯気をあげながら飛び出すツバスケ。

その姿はまるで「火災現場から飛び出るスーパーヒーロー」。


ツバメ専用病院に到着


待合室はお祭り帰りのツバメたちでごった返し。

受付の小鳥:「次、ツバスケさん〜」


ツバスケ、ふらふらと診察室へ。


先生:「……尾羽にやけど?」

ツバスケ:「そうや!燃えカスが降ってきてボワッとなっただけや!俺、ただ花火見とっただけやぞ!」

先生:「いや、普通尾羽燃えたら花火より注目やからな……」


看護師ツバメが水のスプレーを手に、そっとツバスケの尾羽に近づく。


看護師:「あ……熱っ……!」

ツバスケ:「何するんやーー!尾羽に触るなーー!」

看護師:「いや、触らなきゃ治療できんやん」

ツバスケ:「俺の尾羽、デリケートやねん!芸術品やねん!!」


ドタバタギャグ満載の治療開始


先生、薬を塗ろうとするが、ツバスケが暴れる。


ツバスケ:「動いたらダメや!俺、尾羽で芸を表現してるんや!」

先生:「いや、芸じゃなくて火傷や!止まれ!!」


羽をバサバサと広げ、宙返りしながらツバスケは叫ぶ。


「うわー!尾羽の炎と心の炎がシンクロしとるぅぅぅ!!」


看護師、スプレーで水を吹きかけるも、ツバスケは


「冷たっ!!俺の炎に水をかけるなんて反則や!!」


部屋の中、スプレーの水が飛び散り、床は水浸し。

「ツバメ専用病院、初の水浸し事件」として看護師の間で伝説に。


オーバーアクションのギャグ連発


薬を塗ろうと先生が近づくと、ツバスケが


「近寄るな!尾羽に触ったら全国放送やぞ!」


尾羽を振り回しながら、壁に掛かっていたカルテが飛び散る。

看護師:「キャー!飛んだカルテが顔面にーー!」


ツバスケ:「芸術的なダンスや!俺の尾羽ダンスや!」


先生:「尾羽ダンスちゃうわ!火傷治療や!俺、手がかゆいわ!」

ツバスケ:「それは尾羽の呪いや……」


そこへつばみんがやってきて、ツッコミ。


つばみん:「お父さん、また迷惑かけとるやん!」

ツバスケ:「俺、ただ花火見てただけや!!尾羽が火事になっただけや!!」


つばみん:「花火見ただけで尾羽燃やすツバメ、世界中探してもおらんで」

ツバコ:「あんた本当、事故体質やな!」


最高潮のドタバタ


最後に先生が羽を抑えながら薬を塗ると、ツバスケが


「うっわ、冷たい!!尾羽に氷ついた気分や!!」


バサバサバサッ!

勢い余って窓ガラスに尾羽直撃。


看護師:「キャー!窓割れそう!!」

ツバスケ:「割れへん割れへん!俺は飛ぶ芸術家や!」


最後には先生がため息混じりに薬を完了。


先生:「……ま、治療は完了やけど、次は普通に夏を楽しんでくれ」

ツバスケ:「普通の夏?俺の夏は冒険とギャグ満載や!!」


尾羽のやけど事件はこうして無事(?)治療され、ツバスケはまた元気に空を飛び出す。

だが、誰もが知っている。彼の夏は、これで終わるはずがない……。


ツバスケに平和な夏は…訪れない?

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