表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/7

猫について

現在「コード:ヘッジホッグ」で連載中の「ネコムナルカ」は、猫やコムナルカなどソビエトでポピュラーなものを描く短編ストーリーです。その中でタイトルにも登場する猫について今回はお話します。

以前渡航が問題なかった頃、ロシアへ行った際のこと。寒いこの地域では中東系の国のように街中に自由な猫たちがいるわけではありませんでした。しかしスーパーの飲料のパッケージ、個人宅の飾り、車に貼られたシールなどところどころに猫のモチーフが存在し、国民が猫好きなんだろうな…という印象を受けました。


ソビエト人(おそらくロシア系のことが多い)の国民性として多くの本で書かれているのが、他人のうちは協力的ではなく無愛想だが、一度打ち解けるとお節介なまでに世話を焼いてくる…というものです。そんな彼らが猫に甲斐甲斐しく世話を焼く姿は想像に難くありません。


ソ連の中で猫はどういう存在だったかというと

・食べ物を害獣から守り

・静かで、狭い住居でも飼えて

・密告もしないし、政治的見解も持たない

多くのソビエト国民のパートナーでした。

作中に出てくるムルカという猫の名前はロシア語圏では猫の名前といえばそれ、日本でいうタマのようなものらしいです。(ムルカは雌につけて雄ならムルジクですが、セルゲイのコムナルカは適当なので全ての猫にムルカと付けます)。

現代の猫の命名ランキングなどでは「なんとか猫」や「ふわふわズボン軍曹」など、呼びづらそうなものが上位ランクインしているのも興味深いです。


参考:猫の名前ランキング

https://nekowara.com/news/interesting-moment/popular-foreign-cat-name


https://www.petsitter.co.jp/archives/6314/


また、サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館では絵画をネズミたちから守るための猫が飼われているというのも有名です。その数なんと50匹以上!

猫担当の課や猫用のキッチンまであるというので驚きです。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ