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1  前書き

突然だが、

いや、そこまで突然ではないが、私はこれから行う旅について書いていこうと思う。それにはまずこの度のあらましが必要だろう。私は、文章がうまいわけではないから、思いついたことから適当に書いてみる。誤字脱字があったら、修正するから私に教えて欲しい。ただちょっと恥ずかしいから、感想は言わんといてくれ。



まず、あらましを書かなければならないだろう。というより、先に私の出自でも書いておこうか。


私の名などどうでもいいだろう。私の特徴といえば、何もできないことだ。ココから取って、無能太郎とでも呼んでくれ。本当に何もできない。人についていくことしかできないのだ。バカ極まれりと言ったところだろう。


この旅を決意した理由は、、、

だめだ、書の才能もやはりない。順序立てて書くこともできないようだ。まあ、それはいいか。


この旅を決意した理由は、それ以外に私に価値が見いだせそうになかったからだ。先に言ったとおり、私にはなんの才能もない。この旅が、私を変えてくれるかもしれない。この旅で、誰かを救えるヒーローになれるかもしれない。そんな不純な思いでもって、この旅についてきた。


私の仲間を紹介しよう。


まずリーダー、竜兄、35になるという。この竜兄が旅を思いついた。特徴といえば、おっちょこちょいだ。特技はと言うと、私とは真逆、何でもできる。化け物だ。父親の癖で、しょうもない問題でもよく「えれぇこった」という。竜兄の話によれば、そういうと落ち着けるらしい。


次に副リーダー兼コック、火兵衛、28だ。危険なやつだ。火を扱うことならお手の物、料理も得意。この船を作ったのも彼、万能だ。ただ、村にいたときもそうだったが、突然火器を持ち出して派手に空中を爆裂させたりする。彼いわく、火を見ないと寂しさで気が狂うらしい。


神父、神奈木、52という。医者でもある。私達の村の神父様だ、慈愛の心を教えてくれる。武術が得意で、空手でも強い。火兵衛を除けば一番強いだろう。神父様は言うまでもなく、一神教の神父様だ。



ココからは、隣の村の仲間を紹介する。


素晴らしいエリック、37。役職は特になし。一言で言って傲慢だ。なぜこのようなやつが、この船に乗って旅仲間となっているのかは不可解だ。彼いわく、何でもできるらしい。足が速いということだけはわかっているが、謎に包まれた人物だ。


双子のケンとクリス。ケンとクリスは16で、クリスは女だ。ふたりとも剣を持って、そこそこ強い。私よりは遥かに役に立つだろう。ただ、強いとはいっても私より強いくらいで、他の仲間のほうが強い。ケンは計算高く頭がいいらしい。クリスは何が何でも勝てばいいと言うような性格なようだ。よく知らない。


占い師、ミコ、25。彼ら隣町の神様との連絡人らしい。天候、運勢を占ってもらう。奇怪なことに、彼らの神は複数いる。其のことには触れないようにしているが、そのせいか神父様と仲が悪い。棒の先にひらひらとした神のかけらを貼り付けた何かを常にもっている。戦うときにはその棒を振り回すらしい、ケンとクリス寄りはよっぽど強いという話だ。特徴として、かわいい、幼顔の女性だ。



この七人に私を加え、8人。火兵衛の造った船に乗って、外の海を航海中だ。

あらましは次に書こう。

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