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元オネエが異世界で美女刀師  作者: 喜多見
第一章 異世界
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第三話 元オネエ絡まれる

(おすすめのギルドは聞いたけど道がわからない……)

 街に入ったはいいが道がわからなくて迷っていた。

(それにしてもさっきから視線を感じるわね。)

 そうして迷っていると偶然冒険者ギルドが見えてきた。

「此処ね。」

 扉は俗に言うウエスタン扉だった。

 入った中で周りの人が見てくるが無視して受付に向かった。

「いらっしゃいませ。本日はどのような御用ですか?」

「冒険者登録をしたいのだけど。」

「かしこまりました。こちらの書類に記入してください。」

「わかったわ、ありがとう。」

 記入する内容は名前、歳、得意武器だけだった。

ーーーーー

レイ

25歳

ーーーーー

 受付の人が何やら驚いている。

「どうかしましたか?」

「いえ、見た目的に十代後半くらいだと思ったので。」

「ああ、よく言われますね。」

「失礼しました、これがギルドカードです。レイ様は登録したばかりなのでランクFからです。説明は入りますか?」

「お願いします。」

「まあ説明と言っても“一般市民に絡むな"だけですね。当たり前のことなんですが。あとクエストはあちらのボードに貼ってある紙を持ってきてください。」

「説明ありがとうございます。おすすめのクエストはありますか?」

「それなら薬草採取とゴブリン討伐ですね。」

「じゃあ、日が暮れる前に行ってきますね。」

「行ってらっしゃいませ。」

 そう言って出ようとしたときに近付いてくる気配があったが無視した。

(絡んできそうね〜)

「そこのネーチャン俺らと遊ばな〜い?」

「楽しいことしてやるぜ。」

 思わずため息をついてしまう。

「あァ、ため息なんてついて舐めてんのか?」

「はぁ、死にたくなかったら退きなさい。」

「こっちが下手に出てるのに調子に乗りやがって。クソが、しねェ!」

(やっぱり切りかかってきたか〜)

 刀を無限収納から出して男たらの股間を切り裂いた。

「だから注意したのに。」

 男たちは股間を抑えながら呻いていた。

「受付さんこの場合どっちが悪いの?」

「は、はいこの場合は男たちが悪いです。」

「そう、良かった。改めて採取行ってくるわ。」

 そう言ってギルドを出た。

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