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元オネエが異世界で美女刀師  作者: 喜多見
プロローグ 転生
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第一話 転生

今回は一応2作目です。拙い部分も多々ありますが、暖かい目で見守ってください。

ーーーーーーーーーーーーーー

 霧雨霊はしがないカフェの普通のマスターである。

 オネエであることを除けば……

 顔は中性的でぱっと見は男だとわからない。

「いらっしゃいませ。」

 店の中に黒い服を着ている男が入ってきた。

 この時はこの男に殺されるなど露ほども思っていなかった。

ーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーー

「テメエが霧雨霊か?」

 そう男は尋ねた。

「ええ、そうよ。」

 霊は男を不審に思いながら答えた。

「そうか、死ね。」

 そう言ってナイフを向けてくる。

「ッッ!」

 だが狭いカウンターの中では避けることができず、刺されてしまった。

 刺してすぐに男は逃げていった。

「ごふっ……私も平和ボケしたようね……」

 "刀鬼"と呼ばれ恐れられていた霊だがいかんせん平和に浸かりすぎた。

(寒い……)

 そして段々と意識が閉ざされていった。

ーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーー

「ん……ここは……」

 目覚めた周辺は一面真っ白だった。

 確か私は刺されて……死んだのかしら?

『そうです、あなたは刺されたあと出血多量で死にました。』

 そうなの……って心読んでる?

『はい。』

「ここは何処なの?」

『転生の間です。あなたには転生してもらいます。』

「そうですか……わかりました、お受けします。」

『あら、あなたは冷静ね。大抵の人は此処でとりみだすのだけど。』

 それが当たり前でしょうね。

『転生してもらう理由を説明します。』

「あなたの名前は何かしら?」

『神に名前はありません。しいて言うなら"創造神"です。』

『転生する世界は魔法がある"イース"です。』

 魔法ねぇ……

『"イース"には魔物がいます。

"イース"で異常発生した"魔物"を間引いてほしいのです。』

 魔物……

『転生して頂くのですから、最大限の便宜を図ります。願いを1個聞きます。』

「体を自由にいじらせてくれないかしら?」

『わかりました、ではステータスを出してみましょう。"ステータス"と唱えてください。』

「ステータス」

ーーーーーーーーー

リン キリサメ 男


人族


職業:


ユニークスキル


成長速度倍加


無限収納


気功術


スキル


鑑定 Lv3


刀術 LvMax


体術 LvMax

ーーーーーーーーー

 これがステータスね……よし、試しに性別を女にしましょう。

ーーーーーーーーー

リン キリサメ 女


人族


職業:


ユニークスキル


成長速度倍加


無限収納


気功術


スキル


鑑定 Lv3


刀術 LvMax


体術 LvMax

ーーーーーーーーー

【告 対象"リンキリサメ"の性別を"女"に変更しました。】

 なったわ。体も女になってる。

「この世界に鬼っているかしら?」

『居ません。』

 いないのね。じゃあ

ーーーーーーーーー

リン キリサメ 女


鬼人族


職業:


ユニークスキル


成長速度倍加


無限収納


気功術


スキル


鑑定 Lv3


刀術 LvMax


体術 LvMax

ーーーーーーーーー

【告 対象"リンキリサメ"の種族を"鬼人族"に変更しました。それに伴いユニークスキル"鬼神化"を取得しました。】

【生前の経験から職業"刀鬼姫"を取得、刀術LvMaxをユニークスキル"刀鬼姫"に進化しました。】

『何を……したのですか?』

「種族を変えただけよ。」

『はぁ……いいでですか?普通種族が変わることはありません。』

「種族も身体の一部だからねぇ。」

『わかりました。私からはあなたの刀と着物を渡します。着物の説明しますね。着物は触れながら着ようと思うと着られます。一応"状態維持"と言う効果で壊れません。』

「ありがとうございました。」

『あなたの人生に幸多からんことを祈っています。魔物討伐お願いします。』

 創造神の言葉を聞き終わると同時に意識が閉ざされていった。

ーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーー

 これから元オネエの2度目の人生が始まるが、この未来(さき)を知るものは誰一人としていない。

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